
佐藤英輔のライヴ三昧 Diary noteから引っ越し中
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ザ・マウンテン・ゴーツ 2026年4月6日(月)
おお、まさかアルバム20作をゆうに超えているフォーキー傾向+表現の実力者の実演を、日本で見ることななろうとは。ぼくのなかではグランジ・ロック旋風の隙間からヒョイっと現れたという感じも持っている。当初は卓録っぽいところもあったよな。南青山・ブルーノート東京、ファースト・ショウ。米国人とおぼしきお客が少なくない。さすが、きっちり居場所を本国で得ているバンドだな。曲によってはやり始めると、すぐに拍手が湧く。本国ではけっこうシング・アロング状態になるとも聞くが。
楽曲を作るとともにヴォーカルとアコースティック・ギターを担当するキーボードのジョン・ダーニエルを中央に、ベースとキーボードとテナー・サックスとエレクトリック・ギターのマット・ダグラス(楽器は曲によって持ち替える)、スーパーチャンクのメンバーでもあるドラムのジョン・ウースター(マッチドではなく、レギュラー・グリップでメロディアスに叩いた)がステージに。それが、ここんとこのラインアップなり。
いろんな勘所を抱えた大人のロック、いいコンビネイションのもとずいずい進められる。曲数、けっこう多かったんじゃないか。中盤にダーニエルのギターと鍵盤の弾き型りを1曲づつ入れる。気はてらっていないが、すうっと聞く者のなかに入ってくる。蓄積はいろいろとあり。どこか愛嬌も持つダーニエルのMCや物腰も、米国人のくるろいだロッカーらしかった。
そーいえば、彼らはステージに上がる際の音楽に矢野顕子の「在広東少年」を使っていた。これは、東京公演に際してのもの?
<今日の、ありがたやー>
通常、ロックの公演というとスタンディング。だが、ここだと楽にお酒を片手にゆったり座って楽しめる。じじいにゃ至福の、75分。パフォーマンス時間は通常のライヴ会場の公演よりは短めだが、8800円という価格は外タレ公演としては高くはない。
R.I.P. ジェイムズ・ギャドソン(1939年6月17日〜2026年4月2日)
身体も大きい大ドラマーのジェイムス・ギャドソン(2009年5月19日、2016年01月15日)の訃報が届いている。ミズーリ州カンザスシティ生まれで、LAを拠点に活動。1960年代後半にチャールズ・ライトのワッツ103rdストリート・リズム・バンドに参画し、その名と妙味を知られるようになった。得難いキレとポケットを持つグルーヴァー、なり。もともと左利きながら、右利きのキットを叩いていたのは魅力と関係ありか否か。
1970年代に入るとビル・ウィザーズを皮切りにセッション・マンとして大車輪、とくにマーヴィン・ゲイ『アイ・ウォント・ユー』らのモータウンの録音関与は印象に残るか。クインシー・ジョーンズ、B.B.キング、ハービー・ハンコック、ヴォヴィー・ウォマック、山岸潤史、ベック、ボール・マッカートニー、ノラ・ジョーンズ、ディアンジェロ、ジョン・バティステなど、本当に多岐にわたる人のセッションに彼は関わった。また、彼は味のあるシンガーでもあった。
+ジェイムス・ギャドソン
https://eisukesato.exblog.jp/31256452/
https://eisukesato.exblog.jp/33302391/
ポール・コーニッシュ。公開車庫&EBBY 2026年4月3日(金)
2025年にブルーノートからリーダー作を出したピアニストのポール・コーニッシュ(2023年2月1日、2024年5月29日)の公演を見る。ダブル・ベースのジョシュア・クランブリー(2013年9月11日、2015年11月10日、 2018年5月24日、2023年11月20日、2024年10月17日)と日本人ドラマーのきたいくにと(2026年2月6日)による、トリオによる。本来はデビュー作『You're Exaggerating!』の一画を担っていたドラマーのジョナサン・ピンソン(2019年6月9日)が同行するはずであったが、来日ができなくなり、きたいくにとに声がかけられた。
LAに拠点を置く、1996年生まれらしいコーニッシュだが、もう素晴らしかった。嫌な言葉になるがアート感覚というか美意識が違和感なくひたひたと浮き上がる演奏の様は、アルバムで聞ける以上に鮮やかで耳を引く。アルバム時より弾き込まない感じもあり、それもまた風情をどこか高めていた。こんなにいいジャズ・ピアニストであったのかと、ぼくは不明を恥じた。
とてもいい音質で低音を抑える名手ジョシュア・クランブリーの演奏には驚かないが、急遽入ったきたいくにの演奏にもうわあ。ある種のモードを持つともいいたくなる曲群はステディなビートを置く(アルバムだとそういう曲もあるんだけどね)というよりは、繊細なピアニズムの流れに従い、そこに空間や余白を見つけてアクセントやパルスを差し出していくような演奏をキタイは差し出す。よくぞ。彼の参加は当初はこの日だけであったようだが、翌日も彼が叩くよう。どう対応し、彼は変化していくのだろう。
後半の、モンクの「ラウンド・ミッドナイト」とデイヴィスの「オール・ブルース」の処理も才気あり。良いピアノ・トリオ表現を受けた、とぼくは頭を垂れた。
+ポール・コーニッシュ
https://eisukesato.exblog.jp/32861773/
https://eisukesato.exblog.jp/33826864/
https://eisukesato.exblog.jp/34218125/
+ジョシュア・クランブリー
https://eisukesato.exblog.jp/32238828/
https://eisukesato.exblog.jp/33300827/
https://eisukesato.exblog.jp/33404530/
https://eisukesato.exblog.jp/33545645/
+きたいくにと
https://eisukesato.exblog.jp/36117865/
+ジョナサン・ピンソン(ドラムス)
https://eisukesato.exblog.jp/33429937/
その後は西荻窪・アケタの店に行き、パーカッション奏者のヤヒロトモヒロ(2007年11月14日、2009年2月8日、2009年10月12日、2010年7月22日、2011年10月26日、2012年6月13日、2014年2月9日、2014年2月22日、2014年6月16日、2015年8月31日、2019年10月19日、2019年11月21日、2021年12月20日、2022年5月21日、2022年7月20日、2022年10月30日、2023年6月4日、2023年8月30日、2023年11月22日、2024年7月1日、2024年8月7日、2025年4月8日、2025年6月21日、2025年6月23日、2025年7月16日、2026年3月26日)とエレクトリック・ベースやギターを弾く宮田岳(2021年12月20日、2022年5月21日、2023年8月30日、2024年8月7日)の歌入りユニットである公開車庫と、なによりJAGATARAでの活動で知られるギタリストのEBBY連名のギグを見る。ヤヒロはJAGATARAのメンバーでEBBYとは旧知の間柄であり、宮田とは『JAGATARA 2000』のレコーディングで出会い公開車庫を始めたという経緯を持つ。
一部のアタマ2曲は、公開車庫にて。おお、社会風刺も介するやけっぱち、いや解き放たれた風情に、これは酸いも甘いも知り抜いた経験豊かなミュージシャンによるパンク・ミュージックなんだと知る。そして、その後はいい感じの風情を保つEBBYもくわわり、まず最初に歌ったのは江戸アケミの歌詞のいくつかにメロディを新たにつけたものと説明されたか。宮田が歌う曲もあり、彼は薬指にスライド・バーをはめる場合もあった。
2部でEBBYは昔は絶対やらなかったけど今ならばと言い、ラヴ・ソングも披露。1曲は英語曲も歌い、それはスティーヴン・スティルスの「ラヴ・ジ・ワン・ユーア・ウィズ」。この曲、アイズリーズやアリーサやルーサー・ヴァンンドロスなどなにげソウル系の担い手の需要があるんだよな。また、JAGATARAの「裸の王様」も歌う。ぐっと来ちゃう。面々は、この後所沢と横浜でもライヴをするという。
+ヤヒロトモヒロ
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▶︎過去の、宮田岳
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<今日の、いくつか>
西荻駅からアケタの店は北口から、わりと簡単な道筋でいけるのだが、その道の再開発のされなさ、あまりチェーン店がないことに軽い心地よさを感じる。ライヴを見た後、流れたバーでEBBYを見てきて「裸の王様」も聞いたよと言ったら、バイトのカウンター君が食いついてきた。EBBYは話題の“東京ロッカーズ”映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』にも好意的にMCで触れていた。うまく時間の都合が合わず、まだ見ていないんだよなあ。
映画『ビートルズがいた夏』。『W.ユージン・スミスとニューヨーク ロフトの時代』展。アイザイア・コリアー 2026年4月2日(木)
渋谷・映画美学校試写室で、2023年フランス/ルーマニア映画『ビートルズがいた夏』(原題:TWST: Things We Said Today)を見る。7月初旬から公開となる。
おお。「シングス・ウィ・セッド・トゥデイ」はザ・ビートルズの懐古的な内容の歌詞を持つ1964年曲の表題でもあるのだが、“ツイスト”とその前に付けているのが要点。ザ・ビートルズは1965月8月15日にNYクイーンズ地区にあったシェイ・スタジアム(1964〜2008年)で公演〜55000人を集めたそれは、音楽家初のスタジアム・コンサートとなるよう〜を行い、それはロック世代/文化の到来を強く印象付けたわけだが、この映画はその歴史的コンサートを題材に置く。
当面はモノクロ主体。アタマのほう、4人が空港におり立つ記録映像。ホテルでの合同インタヴューの模様も続いて入れられるが、くだらない質問ばかりで昔のプレスはどうしようもねえなと思わせ、入れる必要はあったのか。ホテルから顔を出すメンバーのシーンもほんの少し出てくるが、以降は映画はザ・ビートルズ自体からは離れる。彼らに熱狂する少女たちの模様や当時のNYの街並みなどから、同時期(8月11〜17日)にLAのワッツ地区で起こった歴史的ブラック・ライヴズ・マター的暴動(それがなければ、72年のスタックス社の大コンサート“ワッツタックス”もなかった)や、やはりそのころから翌年にかけてシェイ・スタジアムの近くで開かれていたニューヨーク万博の模様を交錯させたりもし……。ブリティッシュ・インヴェイジョンの際たる存在を引き金に同時期の米国の希望や絶望とつながる事象を重ね、また一方では当時のザ・ビートルズに憧れる少年や少女の心情を意図を凝らしインサートもする。さらに、当時の風景にヤン・ケビというフランス人の人間のイラストを新たに入れたりもし、それが二重、三重の視点をくわえていると指摘できなくもない。
そんな重層的なドキュメンタリーを作ったのは、1951年生まれでドイツで活動しているようなアンドレイ・ウジカ。彼は公式映像から個人の8ミリ映像までを集め、それをあれれな形で大胆に編集。完成にウジカは10年以上の歳月を費やしたとか。60年もたった今だからこその、独自な編集を介する妄想的でもある社会的総括を彼は行なっている。終盤の市井のカラー映像と後から入れたろうコドモの会話が重なる部分はある種、狂気じみている。ソ連の宇宙ステーション「ミール」に滞在した宇宙飛行士(91年のことで、その際にソ連は崩壊した)を描いた映画や、ルーマニアの独裁者であるチャウシェスクの自伝映画などをウジカは作っているようだが、はたしてそれらはどんな飛躍を持つ描き方をしているのか。気にならないはずがない。
当然、ザ・ビートルズの音楽は使われない。始まりはラジオDJのかける「ロール・オーヴァー・ヴェイトーヴェン」(チャック・ベリーのオリジナルではなかったか)で、エンドロールではもろにジェイムズ・ブラウン調のソウル・ジャズ的曲が流される。そのインスト曲はかなり格好よく、なぜか映画の“ひねくれ”傾向を高める。とうぜん、最後には楽曲も紹介されるが、文字が小さくて読めなかった。
もう一度、見ると印象は変わるか。ザ・ビートルズの姿を見たい。という人には失望を与えるだろう。面白いかと言えば、娯楽的であるとは言えない。だが、興味深すぎる。なるほど、『TWST: Things We Said Today』であった。
次は恵比寿・東京都写真美術館で、『W.ユージン・スミスとニューヨーク ロフトの時代』という展示を見る。日本とも関連が深い写真家のユージン・スミスに対するぼくの知識は、彼を描いた映画『ジャズ・ロフト』(2021年07月03日)に尽きる。この秀でた報道カメラマンは自分が住むNYのロフトをジャズ・アーティストに解放していた人物でもあったわけで、今回の表題から彼が撮ったジャズ・マンの写真、ジャズが生まれる現場を切り取った写真に触れることを期待していったのだが、やや期待外れだった。だって、ロフトの写真は一部で、移動を厭わなかった彼の戦争時の硫黄島やサイパン、ピッツバーグ、シュバイツアー博士が住んだガボン、ハイチ、日立、水俣などの写真も並べられているから。
もちろん、音楽家を撮った写真も紹介されているが、それらは<ジャズとフォークのミュージシャンたち>という題で括られる。唯一、セロニアス・モンクと若き日のボブ・ディランは名前が紹介されているが、ローランド・カークやマイルス・デイヴィスら多くはその他扱い。スミスが愛聴していたアルバムのリストも紹介されていたが、彼はジミ・ヘンドリックスやボブ・ディランも聞いていたんだな。この展での説明表記で、スミスが住んだロフトにジャズの担い手が出入りしていたのは、その前にモンク他のアレンジャーだったホール・オヴァートンが同所に居を構えていたからだったのを知る。
+映画『ジャズ・ロフト』
https://eisukesato.exblog.jp/33457134/
最後は、丸の内・コットンクラブでテナー・サックス奏者のアイザイア・コリアーを見る。1ホーンのカルテットによるもので、セカンド・ショウ。ピアノのデイヴィス・ウィットフィールド、ダブル・ベースのコンウェイ・キャンベルJr.、ドラムのティモシー・レジスを擁する。コリアーは1998年生まれのようだが、みんな若く見える。
おお今日日にコレかと思わせる、ジョン・コルトレーンの名も出したくなるような正攻法の表現を聞かせた。20分はある曲を3つと15分ほどの曲を一つ。その長めの尺に必然性があると思わせる内容だった。うち一つはアメリカ国家の独奏ではじめ、終盤はブルースとなる曲。面白いのはサックスを吹かない際にコリアーは鳴り物をけっこう手にする。ピアノ・ソロの際はちょいうるさいと思ってしまうときもあったが、その全体像から違和感は感じさせない。ベースは太く堅実に刻むなか、全部レギュラー・グリップで叩くドラマーはかなり叩き込む。キックの音が大きく、2バス(ドラム)かと思わせるところもあり。はは。コリアーは彼とデュオで演奏した箇所もあった。
意気軒昂。ハードに、スピリチュアルに。アフリカン・アメリカンとしての表現であることに、強く留意しているとも思わせるそれには真実があった。一方で彼は女性シンガーや電気ピアノを採用する、ソウルぽかったりアフリカぽかったりする方向に出るアルバムを出してもいる。
<今日の、顛末>
実はコットンクラブ公演は試写を見た後に向かい、ファースト・ショウを見る予定だった。だが、コリアーがシカゴから乗った旅客機がバード・ストライクでアンカレッジに緊急着陸してしまい、そのため東京着が当日になってしまった。別便に乗った他の奏者たちはすでに着いていたようが、それゆえファースト・ショウはキャンセルになってしまい、到着が遅れた彼の初日の公演はセカンド・ショウだけになってしまった。だが、無責任な言い方になるが、そういうアクシデントがあったほうが往々にしていい実演になったりはするよな。そんなわけで、間にユージン・スミスの写真展を見にいった。18時閉館のところ、木/金は20時までやっており、世のなかうまく回るものだ、
晴れたら空に豆まいて20周年記念“三曲入魂!大感謝祭!!!”。PRAED×とりかぶつ 2026年4月1日(水)
代官山・晴れたら空に豆まいての20周年記念のイヴェントに顔を出す。同店にゆかりのある人が次々と出てきて、持ち時間15分の尺で演じたり、スピンしたり。名前まで確認しなかったが、DJしながら声をあげる者や、ウクレレ持ちながら歌う者らから始まる。ぼくは中座したが、後の方にはすずめのティアーズ(2025年4月5日)やCHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN(見ているはずだが、履歴が出てこない)やLes Khmers (2024年2月2日)などのメンバーも出てきたはず。って、やっぱり趣味性に走る愛らしいヴァニューではあるよなあ。座敷席ではスタッフがオープン・キッチン的に調理し、ふるまったりもしていた。
+かつての、三曲入魂
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+すずめのティアーズ
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+Les Khmers
https://eisukesato.exblog.jp/33670761/
四谷三丁目に移動しCON TON TON VIVOで、レバノン出身のクラリネット奏者であるパード・コンカ(2014年10月30日、2019年9月12日)と装置と肉声のラエド・ヤシン(2019年9月12日)からなるプラエドと、肉声と鍵盤の蜂谷真紀(2008年8月24日、2009年1月8日、2010年9月11日、2014年7月22日、2014年9月25日、2015年5月20日、2015年6月15日、2016年11月2日、2018年1月19日、2019年3月29日、2019年9月12日、2019年12月19日 、2021年4月14日、2022年1月12日、2022年9月10日、2023年11月9日、2025年2月8日、2025年07月22日)と鍵盤とドラムの武田理沙(2018年3月15日、2020年8月22日)による とりかぶつ が合体したギグを、セカンド・セットから見る。
一発もの。パード・コンカは今回はエフェクターなしでクラリネットを吹き、ラエド・ヤシンはトラック出しはなしで反応する音を出し(携帯をセンサーにかざして異音を出してもいた)、武田はあたま3分の2ぐらいはドラムを叩き、蜂谷は毎度のように蝶が舞うように自在の肉声出しのもと動く。感じたことを、まんま重ね合う“生”の表現。ファースト・セットはいかがであったかと思いつつ、音と気持ちの彷徨いに身をまかす。あぁ世は荒れど、荒れる音は生理的な幸福を招く……。
+パード・コンカ
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+ラエド・ヤシン
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+蜂谷真紀
http://43142.diarynote.jp/200808260821260000/
http://43142.diarynote.jp/200901091437341082/
http://43142.diarynote.jp/?day=20100911
http://43142.diarynote.jp/201407231341189225/
http://43142.diarynote.jp/201409261635554506/
http://43142.diarynote.jp/201410310931316189/
http://43142.diarynote.jp/201505211022511238/
http://43142.diarynote.jp/?day=20161102
http://43142.diarynote.jp/201707111737453393/
https://43142.diarynote.jp/201801200930278094/
https://43142.diarynote.jp/201803281101075372/
https://43142.diarynote.jp/201903301004154036/
https://43142.diarynote.jp/201909141634343903/
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▶︎過去の、武田理沙
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<今日の、え〜ん>
終日雨。昼間寒くて、エアコンを入れていた。帰宅時、結構雨が強く、靴の中まで濡れる。泣く。
