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佐藤英輔のライヴ三昧 Diary noteから引っ越し中


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モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン2025  12月7日(日)

横浜・ピアアリーナMM。後半3組からしっかり見る。


🔸ペルソナ5 スペシャル・ビッグバンド

 人気ゲームに「メルソナ5」というのがあるようで、その音楽をオーケストラにてリッチに提出しますよというプログラム。アレンジと指揮はブロードウェイ音楽を作るとともに、自らヴィデオ・ゲーム音楽をリッチに再提出する8ビット・ビッグ・バンドを組んでいるチャーリー・ローゼンが担当。ドラムやベースや鍵盤ら柱となる奏者はアメリカから同行させ、管と弦楽器のセクションは日本人がずらり駆り出される。そしたら、管楽器セクションはEM(エリック・ミヤシロ)ビッグ・バンドだった。

  

 オリジナルについてはまったく知らなかったが、ニコニコと接せた。その総体は、ラテンの入らぬジャジーなサル・ソウル・オーケストラというか、MFSBの今様版というか。確かな、聞きやすいポップ・ジャジー・オーケストラ表現を送り出す。歌モノも多いのだが、オリジナルに関与している日本人シンガーのLynが歌い、それも立派でなんの不満もない。


 社交性ある1990年生まれのローゼンはときにギターや鍵盤を弾いたりもするが、MCが分かりやすい英語でへえ〜。それで、ちょっと入れる日本語も確かなイントネーションで、それにも驚く。ジャズの入門編にもなるんじゃないかとも思え、フェスの出し物として大アリと思えた。


🔸ネイト・スミス ft.マイケル・リーグ & ジェイムズ・フランシーズ

あらと思わせる組み合わせだが、ネイト・スミスが総合クリエイターとして勝負している新作『ライヴ-アクション』(ナイーヴ)にはマイケル・リーグとリオネル・ルエケとの曲が収められ、ジェイムズ・フランシーズとはパット・メセニーのサード・アイで一緒に来日したこともあり。向こうでこの3人でツアーもしており、偶発性も抱えつつ、けっこう練られているという感じもあったかな。当人たちも楽しそう。


フランシーズはアフリカ系アメリカ人的ヤンキー風体になっていてハハ。けっこう、彼はキーボードを弾き(一部、ヴォコーダーも扱った)、するとピアノを弾くと対比的に映える。そうした彼の演奏と音色にも留意する(ときにはギター的単音演奏もする)リーグの電気ベース演奏、そしてスミスの立ったドラミングが噛み合う総体は今様なレイヤー感に富むと言いたくなる。なるほど、ジャズ感覚を根に置く現代インストゥルメンタルの一つの形だな。


🔸ハービー・ハンコック 

今フェスの目玉アーティストは、テナー/ソプラノ・サックスのクリス・ポッター、電気ベースのジェイムズ・ジナス、ギターと肉声のリオーネル・ルエケ、ドラムの新進ジェイレン・ペティノーという面々による。85歳、けっこう後輩も鬼籍入りしているし、今回が生ハービーの最後になるかもなあ。なぞと思って行ったら、とんでもねえ。最後ピョンピョン跳ねてもいたし、何より音楽的にも拡張ありで、ハンコック・ファンのぼくは首を垂れた。そして、その音楽性のシャープさは、ずっとアナウンスされ続けていたテラス・マーティン制作のアルバムはなしになったと思わせるものでもあった。


冒頭、ちょっと白人の血も入った3歳ぐらいの幼児を連れて出てきてあら。孫だと言う。で、孫孝行(?)したあと演奏に入るのだが、すぐにおおおお。最初キーボードを押さえていたが、すぐにグランド・ピアノを弾き出したりし、その後ずうっと興味深い演奏が続く。いくつかのセンテンスを繋いていくようなそれは延々と続けられ、アブストラクトな部分もあって、それはここ10年強の彼のバンド表現とはヴェクトルが異なる。こりゃ、眼が離せない。彼のピアノ演奏のタッチは強い。枯れていない。ワ〜ウ!


 これまでと違うぞーという感じは山ほど。変幻自在な音色のギター演奏のもと、それと相乗するヴォイスを繰り出すルエケはすごすぎ。ずっとハンコック・バンドにいる彼だがこんなに個性を全開させているのは初めてであり、かつぼくが触れたルエケの実演のなかで一番イっていた。今回のハンコックのショウの新規な部分を彼が担うとしたら、正々堂々のブロウを披露するクリス・ポッター(90年代に、ネイト・スミスは彼のグループに入っていた)はリアル・ジャズ感表出の側面を担うと言えようか。知らない曲をやったかと思えば、テレンス・ブランチャード編曲と紹介された故ウェイン・ショーターの「フットプリンツ」演奏もあり。また、「アクチャル・プルーフ」(全員にソロの機会を与えて、25分ぐらいの尺だった?)と「バタフライ」という『スラスト』(コロムビア、1974年)収録名曲の手垢に塗れぬ披露もあったかと思えば、75年曲「ハング・アップ・ユア・ハング・アップス」と76年曲「スパイダー」と83年曲「ロックイット」の交錯曲もあり。なんかのとき、「処女航海」をちょい弾いたときもあったが、新味ありとはいえ、過去有名曲もいろいろやったことについては少しぼくは不満を覚えた。それは、彼一流のサーヴィス精神から来たものかもしれないが。


 俺はまだまだ先を見たい。新たな風景を見たいんだと語りかけるところがあり、ぼくは降参。うれしすぎて、ココロの中で笑った。軽く2時間を超えるショウ。途中で、AIを称える10分強のMCはあったものの。終盤はあの重いショルダー・キーボードを肩にかけて弾き続けたもする。アンコール扱いで、73年有名曲「カメレオン」を演奏。その際にはピアノの小曽根真、テナー・サックスの馬場智明、ドラムの石若駿も加わった。


ハンコック、凄し。今なお、軒昂。感動した! この日の公演評は日経新聞夕刊1223日に出るが、700字強の限られた文字量だし、これはもうほぼハンコックのことだけ書くようにする!


<今日の、異変>

今朝起きたら扁桃腺が腫れてる。実は昨日ライヴを見ている際も多少喉の違和感は感じていたんだけど、やっぱし😭。身体をいたわり、少し遅めに家を出る。いやー、今日横浜泊の予定にしていて良かったぁ。なんでまたそんなことをと思うだろうが、フェスの終わりが21時の予定(そしたら、上に書いたように巨匠が張り切り1時間終演が伸びた)で、かつ翌日10時半から公演会場の近くのホテルでネイト・スミスの取材があるので、体力も胆力もないぼくは一番楽そうな方策を取ったのだった。

 会場の、ピアアリーナはお初。少し小さいが、有明アリーナと感じは似る。だが、音響はこちのほうがずっと良い。まあ、五輪競技施設として作られた有明アリーナと比べてはいけないのかもしれないが。でも、こちらも他の部分ではダメダメ。椅子の幅は狭いし、休憩時には飲みもの販売とトイレの列がずらりりり。おまけに、ハンコックの途中で飲み物を買いに出たら、すでにカウンターはシャッターが下ろされていた。この会場に名前を出しているピアは盛大に恥じるべきだ。とはいえ、ブルーノート・ジャズ・フェスティヴァルの会場が有明アリーナからこちらに移るとしたらうれしい。って、オレそんなに有明アリーナが嫌いなの?


by eisukesato | 2025-12-07 15:30 | 音楽 | Comments(0)