
佐藤英輔のライヴ三昧 Diary noteから引っ越し中
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「HINOTORI 火の鳥・山の神篇」。「HINOTORI火の鳥・海の神篇」 2025年10月12日(日)
空間演出家の小池博史(2005年12月8日、2006年12月21日、2014年10月9日、2015年12月15日、2017年1月30日、2021年8月20日、2022年9月6日、2022年10月20日、2022年12月4日、2023年6月9日、2023年8月3日、2024年1月19日、2024年3月21日、2024年8月1日、2025年2月26日、2025年5月24日)の海外公演を端に発する火の鳥プロジェクトの最終章となる、第4章×2を見る。“×2”と気したのは、山の神編と海の神篇の2本立てとなっているからだ。ちなみに、後者は彼にとって100作目の作品となるようだ。なかのZERO 大ホール。
火の鳥プロジェクトとは小池が2022年から進めてきた国際共同制作プロジェクトだ。その第1章は2023年ポーランド初演「KOSMOS」(日本版は「N/KOSMOS-コスモス:https://eisukesato.exblog.jp/33726426/)、第2章は2023年にマレーシアで初演された「Soul of ODYSSEY」(日本版『「Soul of ODYSSEY」https://eisukesato.exblog.jp/34479267/』、そして第3章は2024年にブラジルで演じられた「Saudade in the Mirage」(日本版は公開されていない。ながら、『BREATH TRIPLE』:https://eisukesato.exblog.jp/33906319/は題材が重なる)となり今回の大作2本は、それらに続く集大成となるものだ。
先の海外公演などに加わったポーランド人やマレーシア人やブラジル人、そして日本人たち、演者や音楽担当者など広いステージ上に上がる人たちは20人以上。下の方に出演者やスタッフのリストをコピー/ペーストしておくが、よくもまあこれだけの陣容のもとまとめたなと思わずにはいられない。音楽担当者だけをとっても。そんな面々が、小池のダイレクションのもと多項目を抱え有機的に交錯し合い、統合と意図的な瓦解も抱え飛躍し、オルタナティヴにして大きなシェイプを作り出す。細微に練られたその様相を追うのが精一杯で、火の鳥プロジェクトについてのテーマや各国公演の流れなどを記す理解力はぼくにはないが、存分な感興を得まくったのは間違いない。以下は、さくっと箇条書きにて頭に浮かんだことを記す。
🔹とにかく、多角的/多層的。動き、発声、映像、音楽、美術、どこを見ていいものかというか、どれもが見るべき事項を抱える。縄を使うパフォーマンスや一輪車などサーカス要素は前回公演「ゼロのサーカス」(2025年5月24日)との連続戦を感じさせる。山上渡による印象的な扇風機の実際に回転するファンが多数積み上げられた巨大オブジェもそう。▶️音楽担当者は6人。結構楽器を掛け持ち押したり、肉声/歌も担当したりと面々は多才。しかし、ある種音楽劇みたいなパートもあるわけだが、これだけいろんなバックグラウンドを持つミュージシャンたちの持ち味を踏まえたうえでストーリー/展開のきっかけを与えたり、沿ったりする音楽を作ったものだ。いろんな楽器を弾きボサっぽいギター弾き語りをした(それ、彼だよな?)ブラジル人ミュージシャンはビリンバウも演奏するが、それを聞き諸行無常という日本語を思い浮かべる。ビリンバウ音を聞いて、そう発想したのは初めてだ。
🔹英語圏の人がいないのは偶然? 当然、面々のコミュニケーションは英語でなされているだろうが。ちょい英語で歌われる曲はあったが、ポピュラーな言語が多用されない方が、枠超えの意思を湛える小池舞台にはふさわしいかもしれぬ。🔹例によって、出演者それぞれの自国語を尊重し、各国の言葉によるセリフが飛び交う。日本語以外の言葉は後のヴィジョンに字幕が出されるが、そんなに見なくてもいいかとぼくはなった。語感を感じれば良く、それに囚われていると、舞台で起こっている重要なことを見落としそう。🔹また、複数の使われる言葉が用いられることに、なんかしっくりくる。なんでもあり、別に一つの流儀ややり方に定めなくてもいいじゃないか、そいういう姿勢も出ているようであり。
🔹再生や永遠とかいう意味合いを持つ“火の鳥”という言葉を持ってきているだけあり、希望や、もう一つの解決や出口を作っているか。そして、それは新しいものを求める気持ちや好奇心にもつながる。🔹集団として生きる。その相互関係の変化や発展という項目もあろうか。まあ個人劇ではなく、カンパニーとしてやるものだから、集団としての話になるのは当然なのだが。とか思っていたら、1人の人格を複数の演者でアイデアを凝らしてこなし、不条理な今の存在を浮き上がらせるみたいな難題に臨むのもありとも思う。って、誰か挑戦しているのかな。
🔹そういえば、小池の“映画版『WE-入口と世界の出口』(11月29日よりシアター・イメージフォーラムほかで公開。舞台のほうは、https://eisukesato.exblog.jp/33379018/)のネット試写の案内が映画宣伝の会社から来ていたが、それは彼の2022年初映画監督作品『銀河2072』(https://eisukesato.exblog.jp/32406449/)とはまた別なのだろうな。17日から視聴可能か。。『銀河2072』は興味深い作品で、あの制作を通して彼は立体芸術と平面芸術のそれぞれの差異や美点をきっちり再認識したのではないか。ライヴ・ミュージックにはライヴ・ミュージックの魅力や醍醐味があるように、一方では編集を介する後出しジャンケン(と書くと、違うかもしれないが)表現の妙味がある。というのはともかく、あのころから小池はより映し出される映像関連に凝り、またその場で撮る偶発性も抱えたハンディ・カメラ映像も効果的に使うようになったのではなかったか。あと、美術の山上渡の重要性も増した。小池は人間離れしているとしか思えない精力的な多作家だが、その流れをちゃんと抑えると変わらなくていいコアにある部分とどんどん繋がりつつも発展していく部分が見えてきて、おもしろくてしょうがないんだろうな。
🔹規模がでかいため、今回の尺は2時間と1時間55分。きっちり、立派なプログラム冊子も作られていた。🔹連作で捉えるものであり、どっちがいいということではないが、どちらか選べと言われたら、コドモなところもあるぼくは“海”の方か。最初に見た方(“山”)が新鮮で印象に残るはずだが……はて。それはみんなで演奏するシーンが“海”の方が白熱してると思えたり。それに連動してパフォーマーの動的な部分が印象に残ったから? 舞台美術も“海”の方が派手だったか。終盤に毎回、出演者がみんなで歌う曲はなかなかでフィナーレに向かっていることもわかるし、高揚を覚えた。🔹しかし、みんな本当に優秀。だって、3時間の間を空けて同じ陣容で異なるストーリー/動き、演奏を迷うことなくこなしている。その修練に、気が遠くなる。これに関われる送り手たちの歓びあってこそのものか。何から何まで、プロフェッショナル。そして、オリジナルだ。
▶過去の、小池博史
http://43142.diarynote.jp/?day=20051208
http://43142.diarynote.jp/200612270253390000/
http://43142.diarynote.jp/201410160819402945/
http://43142.diarynote.jp/?day=20151215
https://43142.diarynote.jp/201701310904097357/
https://43142.diarynote.jp/202108211446281621/
https://eisukesato.exblog.jp/32234439/
https://eisukesato.exblog.jp/32406449/
https://eisukesato.exblog.jp/32599758/
https://eisukesato.exblog.jp/33295049/
https://eisukesato.exblog.jp/33379018/
https://eisukesato.exblog.jp/33646507/
https://eisukesato.exblog.jp/33726426/
https://eisukesato.exblog.jp/33906319/
https://eisukesato.exblog.jp/34566816/
出演
LEE SWEE KEONG(マレーシア/舞踏家、俳優)
SYLWIA HEFCZYŃSKA-LEWANDOWSKA(ポーランド/舞踊家)
MAREK GLUZIŃSKI(ポーランド/パフォーマー、俳優)
DANANG PAMUNGKAS(インドネシア/ジャワ舞踊家)
JOÃO GUISANDE(ブラジル/俳優)
今井尋也(能役者、小鼓演奏家)
池野拓哉(舞踊家、俳優)
奥澤秀人(サーカスパフォーマー)
櫻井麻樹(俳優)
bable(俳優、舞踊家)
西川壱弥(日本舞踊家)
津山舞花(舞踊家、俳優)
森憩斗(俳優、舞踊家)
岡部莉奈(一輪車アーティスト)
大城海輝(パフォーマー)
音楽・演奏・作曲 GREGORY SLIVAR(ブラジル / バイオリン、ビリンバウ、パーカッション)
太田豊(横笛、サックス)
SANTOSH LOGANDRANサントッシュ・ローガンドラン(マレーシア / ボイス、パーカッション)
WACLAW ZIMPELヴァツワフ・ジンペル(ポーランド / アルトクラリネット)
中村恵介(トランぺット)、
もこてぃ(法螺貝、ディジュリドゥ)
作曲 下町兄弟
美術 山上渡
衣装 浜井弘治(株式会社うるとらはまいデザイン事務所) 、WA、ATINA RIZQIANA(インドネシア)
小道具・装置 森聖一郎
照明 富山貴之
音響 深澤秀一
映像制作・プロジェクション 岸本智也
映像制作 IVAN SOARES(ブラジル)、ADRIAN JACKOWSKI(ポーランド)、JAY CHIAHジェイ・チア、白尾一博
3DCG制作 関戸真人
イラスト・アニメーション 梅村昇史
メイク NOA INOUE, AMANDA MANTOVANI(ブラジル)
仮面 I WAYAN TANGGUH, I MADE SUTIARKA (インドネシア)、ヤノベケンジ
舞台監督 河内崇、浜村修司
演出助手 縫原弘子、綾田將一、中谷萌
制作 穂坂裕美、黒田麻理恵、伊藤のりこ、川之上恭弘、高田晴菜
宣伝美術 梅村昇史
<今日の、そして>
小池博史、気力充実しすぎ、体力ありすぎ。先立って京都でまずこれらの公演をし、そしてそれが東京に来て新たな内外の演奏家の数が増え……。普段よりも大掛かりで、しかもしっかりした尺の2本だて。それなのに、各公演の前後にはホワイエ奥で来場者の質疑応答を介するトークも行う。そして、本帯公演終了後の10月17日(金)19時から木場で、本プロジェクトの総括とこれからを探るシンポジウムを開催する。それには、ぼくもパネラーとして参加します。
https://kikh.com/events/hinotori_symposium/
