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佐藤英輔のライヴ三昧 Diary noteから引っ越し中


by eisukesato

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Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN 2025 9月28日(日)

 フェスティヴァル2日目、出演者5組中の3番目から見る。豊洲のほうにある、有明アリーナ。


🔸三浦大知

R&Bに影響を受けた担い手、ぐらいの知識のみ。で接し、披露された曲もすべて初聞となるぼくではあったが、楽しく見ることができた。確かな4人のバンドを従え、歌い、動く。ダンサブルな曲だと同じような格好をした男性ダンサーが6人出てきて、主役と重なる。その後、途中でミディアム/スロウをやりますと言ってやった曲群を続けたのだが、こりゃいいなと頷いた。どこか歪んだ質感を持つサウンドに乗り、彼は高めの声を重ね、情を広げる。と書いてしまうと普通になってしまうが、そこには確かな質と訴求力あり。“スロウは苦手/曲はアッパーじゃなきゃ”というコドモの耳を持つぼくにとってそう感じるのは珍しい。普段彼はどんなものを愛好しているのかとか、興味を持ちもする。


それからへえと思ったのは、長めに聴衆に語りかけた際のまっすぐさ。もう一切のすれた感じのようなものを出さず、フェスゆえに自分を知らない聴衆もいるであろう認識も出しつつミュージック・ラヴァー然とした自己を伝える様は立派。他のMCは最低限だけ。それも、よかった。後でサブスクリプションで彼のアルバムを聞いてみようと思いつつ、そのパフォーマンスに接していた(で、最新作を聞いたらにっこりできた)。


🔸タワー・オブ・パワー

 次の登場者はオークランド発の唯一無二の長寿ファンクバンドである、タワー・オブ・パワー(1999114日、2002811日、2004119日、2008518日、2008519日、2010511日、2011310日、201299日、201456日、2016710日、201894日)。とはいえ、今サンフランシスコ地区在住者は誰もいない? 同地のファンクに憧れて欧州からやってきたベーシストは今も住んでいるかもしれないが。


リーダーでテナー・サックスのエミリオ・カスティーヨ(先週、横浜の某所に行ったはず。知人がお連れすると言っていた)、バリトン・サックスのスティーヴンドッグクプカ(ここまでがオリジナル・メンバー)、トランペットのデイヴ・リチャーズとアドルフォ・アコスタ(うち、1人は曲によってはトロンボーンを手に取る場合もあり)、テナー・サックスのトム・ポリッツァー(彼だけが、数曲でソロを取る)、ギターのジェリー・コルテス、キーボードのマイク・ジェレル、ベースのマーク・ヴァン・ヴァーヘニンゲン、ドラムのピート・アントゥネス、ヴォーカルのジョーダン・ジョンと全10人。過去最高かもとなぜか感激させた2018年公演から、半数近く顔ぶれが変わっている。もちろん、それはけっこうコロコロ代わるシンガーもそう。


“タワー・オブ・パワー”という、確固とした雛形/様式があり。それをリーダーのエミリオ・カスティーヨの目に叶った面々との相互作用のもと、活気あるブラス付きの大型表現に昇華させる。熟した黄金の果実、なんちって。長身気味のシンガーはやはり高めの声を持つが、ヒスパニック系かと思える彼はタワー・オブ・パワーにとって初の非アフリカ系シンガーか?  なんと彼は一部ではギターも手にし、1974年曲「ドント・チェンジ・ホーセズ(・イン・ザ・オブ・ア・ストリーム)」では簡単なギター・ソロも取った。それからカスティーヨはシンガーとしても前に出てきて3曲で意気盛んに歌ったり、語りをいれたり。クプカは、演奏するぶんには問題ないながらよちよち歩きになっていた。実演中、お客さんはけっこう立ち上がっていた。


過去の、タワー・オブ・パワー
https://note.com/ace_ke/n/nd4d87110f541

https://eisukesato.exblog.jp/33480555/
http://43142.diarynote.jp/200401190000000000/
http://43142.diarynote.jp/200805201629180000/
http://43142.diarynote.jp/200805201631280000/
http://43142.diarynote.jp/201005121331016518/
http://43142.diarynote.jp/201103171348262145/
http://43142.diarynote.jp/?day=20120909
http://43142.diarynote.jp/201405071616599721/
http://43142.diarynote.jp/201607111518214717/

https://eisukesato.exblog.jp/33417975/


🔸 Ne-Yo

Ne-Yo200667日)を前に見たのは、デフ・ジャムからデビューした年で、あらあ。あの頃はロックやジャズ外のブラック・ミュージックを中心に、ぼくは書いていたものなあ。


バンドを従えてのパフォーマンス。とうぜん、ときにすげえぞと思わす照明効果を連動させなきゃいけないので、バンドはクリックに従っての演奏であったはずだが、生っぽい手触りもあったか。そう、シンガーとバンドがタッグした実演という所感も与えてくれた。


ステージに出てきたNe-Yoは若々しい。いろんな経験を積んでも、変な澱のようなものを感じさせない。そして、優しめの声で歌ったり、スキルフルに踊ったりすると、マイケル・ジャクソン好きであるのが露になる。でも、彼なりの輝きもそこにはあるわけでなんの問題があろうか。ときに4人の女性ダンサーも出てくるが、後を向くとT-バックでお尻丸出し。でも、下品な感じは皆無。それは、健全なエンターテインメントとして成り立っていたからだ。そういやあ、彼はエディ・マーフィーのような感じでニッとして白い歯を見せるときもあり。それ、チャーミング。


やっぱし米国の大物、プロのショウ・ビジネスの門を通過したライヴはすごい。ぼくはなんか、幸せも噛み締めた。


▶️Ne-Yo

https://eisukesato.exblog.jp/31119123/


<今日の、追記>

 ステージの左右に、大きなヴィジョンが置かれるのはマル。去年もそうだったはずだが、今年の方がありがたみを感じた。とくに、昨日のノラ・ジョーンズのショウは。この有明アリーナ、音響は良くない。ズレて聞こえる残響音はかんばしくない。昨年よりも、それを感じた。座った位置は昨年は1階部の後方で、今回は2階のステージに近い横側。場所によってによって聴感は変わるだろうが、なんとかそれを和らげることできないものか。


by eisukesato | 2025-09-28 00:00 | 音楽 | Comments(0)