
佐藤英輔のライヴ三昧 Diary noteから引っ越し中
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Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN 2025 9月27日(土)
昨年から再開、東京オリンピックのために建てられた大きな建物を舞台に持たれている大人向け音楽フェスティヴァルの初日を見る。有明アリーナ。じじいには、席付き公演であるのはありがたい。昼下がりから開催されているが、いくら座席があるとはいえ、根気がないぼくは終盤の2つの出演者を丁寧(?)に見る。
🔸テイク6 with 挾間美帆ジャズオーケストラ
この共演はフェスらしくも、すこぶる興味深い。見たくなるな。アカペラ・コーラス・グループであるテイク6(2005年11月10日)はクロード・マックナイト、マーク・キブル、ジョーイ・キブル、デイヴィッド・トーマス、アルヴィン・チアー、」クリスチャン・デントリーの6人にて。一方、ワーキング・バンドであるm-unitではなくジャズ・オーケストラを名乗る挾間美帆(2014年7月10日、2015年10月15日、2016年10月28日、2017年9月3日、2019年2月6日、2020年8月16日、2021年7月30日、2021年9月19日、2022年11月13日、2023年8月25日、2023年9月29日)指揮の集団は17人編成。アルト・サックスの八巻綾一と鈴木真明地、テナー・サックスの庵原良司と大石俊太郎バリトン・サックスの佐々木はるか、トランペットの真砂陽地と奥村晶と具志堅創と石川広行、トロンボーンの半田信英とジェームス・マカーリーと鳥塚心輔、バス・トロンボーンの笹栗良太、ピアノの武本和大、ギターの梅田和利、ダブル・ベースの須川崇志、ドラムの高橋信之介という陣容で、定番のジャズのビッグ・バンド編成を取る。
1曲ビッグ・バンドが演奏した後に、テイク6の面々が出てくる。しばらくぶりに彼らのことを見るが、いい歳になっているなと感じるとともに、円満な感じのエスタブリッシュ感が出ていて良い。この両者の共演に触れ、当初はあんまし塩梅がよくないかと思えた。バンド音に対して、6人の歌声の音量が少し低い感じがし、埋もれてしまう所感を受けた。途中、E.W,&F.とビリー・ホリデイ曲を6人だけのアカペラでやったら実にお見事、やっぱタケロク(という言い方が、昔ありました)は存分に妙味ありと思わせた。彼らはベース的低音やリズム音も肉声でこなすのだが、それがビッグ・バンドが入ると消えてしまう。ストリング付きのm-unit的編成のほうがお互いの流麗さを高め合うようなことができたかもとふと思った。
とはいえ、この25人ほどの面々がステージに上がっての一期一会的な出し物を展開する様はいろいろ興味を引くし、B.B.キングの「エヴリディ・アイ・ハヴ・ザ・ブルース」なんかでは挾間側もトラディッショナルなノリで対応し、相乗する。ルーツを認識し合い、歩み寄る姿には訴求力あり。アンコールはマーヴィン・ゲイの「ワッツ・ゴーイン・オン」(だったよな?)、なんかジーンときた。
▶️テイク6
https://eisukesato.exblog.jp/31115563/
▶過去の、挾間美帆
http://43142.diarynote.jp/201407111305232157/
http://43142.diarynote.jp/201510181000334516/
http://43142.diarynote.jp/201610311054183284/
https://43142.diarynote.jp/201709101639096076/ デンマーク・ラジオ・ビッグバンド
https://43142.diarynote.jp/201902071836593799/
https://43142.diarynote.jp/202008171907569224/
https://43142.diarynote.jp/202107310742529881/
https://43142.diarynote.jp/202109200901226322/
https://eisukesato.exblog.jp/32509690/
https://eisukesato.exblog.jp/33407212/
https://eisukesato.exblog.jp/33473689/
🔸ノラ・ジョーンズ
初日最後の出演者は、ノラ・ジョーンズ(2002年5月30日、2007年3月21日、2010年1月20日、2012年11月8日)。サポートはバックグラウンド・ヴォーカルとギターのサーシャ・ダブソン(2006年4月22日、2010年1月20日)、キーボードとバックグラウンド・ヴォーカルのサミ・スティーヴンス、エレクトリック/ダブル・ベースのジョシュ・ラタンズィ、ドラムのブライアン・ブレイド(2000年12月6日、2001年8月3日、2002年8月25日、2004年2月9日、2008年9月4日、2009年7月20日、2011年5月12日、2012年1月16日、2012年3月15日 、2012年5月22日、2014年2月12日、2014年4月14日、2015年5月27日、2016年5月18日、2017年12月16日、2018年5月22日、2020年1月5日、2024年4月24日)という女男2人づつ。まとまっていたな。
彼女が出てきてピアノの前に座り、歌い出したとたん歓声が上がる。かつてのしなやかな歌声は加齢とともに少し太めで生理的に低めに聞こえるようになった。だが、それでもあの癒しを抱えた脅威の抱擁性は維持しており、やっぱりいいよなとぼくも頷く。
そして、ジョーンズは私のいろんな部分を見せますといった感じでグランドピアノ(元、ジャズ・ピアニスト志望者。けっこう弾けるナと思わせる)、キーボード、エレクトリック・ギターを持ちわけながらいろんな曲を悠々と披露していく。初期曲の方が拍手は上がった。得難い間や抑揚を持つもののリズムは平板ぎみ、ながら引く手あまたのジャズ界のトップ・ドラマーであるブレイドはうれしそうにサポート。シンガー・ソングライター盤を出したこともある彼、本当に歌モノの伴奏も好きなんだな。
接していて、彼女は受け手からのジョーンズ像を把握しており、自らのやりたいことを散りばめつつ、それに見事に応えていると思えた。アンコールのカントリー調の曲はトム・ウェイツ作とか。その後、彼女はソロ・ピアノをダーク気味に綴りつつどこか発展の尻尾を感じさせると思ったら、「ドント・ノウ・ホワイ」のセカンド・バースを綺麗な女性の3声コーラスから始める。お。ジェシー・ハリス(2002年12 月21日、2005年9月7日、2006年1月23日、2006年4月22日、2007年3月11日、2009年3月31日、2010年10月10日、2011年8月6日、2012年7月16日、2013年5月26日、2016年4月27日、2016年9月8日、2017年6月10日、2018年12月19日、2019年11月20日)作のあまりに決定的で、甘美な訴求力を山ほど抱える名曲であることを再認識させつつ、それをおいしいひねりありのヴァージョンでしっとり披露し、90分のショウ締め括った。
▶️ノラ・ジョーンズ
https://eisukesato.exblog.jp/33480538/
https://eisukesato.exblog.jp/31129437/
https://eisukesato.exblog.jp/31297171/
https://eisukesato.exblog.jp/32027472/
▶️サーシャ・ダブソン
https://eisukesato.exblog.jp/31118713/
https://eisukesato.exblog.jp/31297171/
▶過去の、ブライアン・ブレイド
https://note.com/ace_ke/n/n00abcde69960
https://eisukesato.exblog.jp/33480492/
https://eisukesato.exblog.jp/33480555/
http://43142.diarynote.jp/200402091738240000/
http://43142.diarynote.jp/200809071429250000/
http://43142.diarynote.jp/200908061810483865/
http://43142.diarynote.jp/201105140859559227/
http://43142.diarynote.jp/201201171011033219/
http://43142.diarynote.jp/201203161146266803/
http://43142.diarynote.jp/201205301327209613/
http://43142.diarynote.jp/?day=20140212
http://43142.diarynote.jp/201404161959228005/
http://43142.diarynote.jp/201505281537538677/
http://43142.diarynote.jp/201605240831421865/
http://43142.diarynote.jp/?day=20160803
http://43142.diarynote.jp/201712181015052794/
https://43142.diarynote.jp/201805230726481296/
https://43142.diarynote.jp/202001060957069830/
https://eisukesato.exblog.jp/33774663/
▶過去の、ジェシー・ハリス
https://eisukesato.exblog.jp/m2002-12-01/
http://43142.diarynote.jp/200509130315380000/
http://43142.diarynote.jp/200601271859050000/
http://43142.diarynote.jp/200604251252010000/
http://43142.diarynote.jp/200703130418360000/
http://43142.diarynote.jp/200904040640421651/
http://43142.diarynote.jp/201010111257003810/
http://43142.diarynote.jp/201108101632022013/
http://43142.diarynote.jp/201207180824136323/
http://43142.diarynote.jp/201305280925006733/
http://43142.diarynote.jp/201605141103337291/
http://43142.diarynote.jp/?day=20160908
https://43142.diarynote.jp/201706111121479426/
https://43142.diarynote.jp/201812201007219205/
https://eisukesato.exblog.jp/33436743/
<今日の、献杯>
帰り道、人が多くて閉口。有明アリーナは大きな会場だと実感する。知人たちと最初はもう少し都心に戻って店に入ろうと言っていたが、豊洲駅近くの居酒屋に入ってしまう。その後、同行者たちは新宿の文壇バーへ。ぼくは渋谷のMILLIBARへ。それは、音楽評論家/編集者/DJなどをしていた山名昇さんの訃報を聞いたからだった。
東京っ子らしい(大学教授をしていた父親の勤務地の茨城県に住んだこともあったようだが)、スタイル性を纏う痩身の方だった。最初にお会いしたのがMILLIBARだった。彼はミュージック・マガジン誌の編集者をしていた山本智志さんと一緒にロックのディスク・ガイド本を作ったことがあり、それにはぼくも寄稿していたので、最初にお会いした際にぼくの名前を彼は認知していた。なんの原稿か忘れたが「ああいう書き方はありだし、いいよね」と肯定する言葉をいただき、うしかった。本当にダイナミックに様々な音楽を俯瞰し、シャープに自分の真意を記した人。残念ながら、そのDJ には1度しか触れたことがなかった。ガンを患っていたようだが、享年70は早い。洋楽文化が生んだ、クールな輝きが一つ消えてしまった。前日には、お酒を飲まなくなった写真家の菊地昇さんもここに来店したそう。
▶️ミリバールの15周年パーティ
https://eisukesato.exblog.jp/31363573/ 下辺
