
佐藤英輔のライヴ三昧 Diary noteから引っ越し中
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映画『アイム・スティル・ヒア』。映画『CHPA/ウチュパ 再生の歌』。映画『KNEECAP/ニーキャップ』 2025年8月30日(土)
ブラジル、ペルー、北アイルランドを舞台に置く、それぞれの国の監督が作った、音楽も絡む映画を3つ続けて見る。
🔸2024年フランス/ブラジル映画『アイム・スティル・ヒア』(原題:Ainda Estou Aqui )@新宿武蔵野館
1964年から約20年続いたブラジルの軍事独裁政権に翻弄された金持ち/インテリ家族の姿を追ったもので、監督は1998年ブラジル/フランス映画『セントラル・ステーション』で知られるウォルター・サレス。さすが、しっかりした作りをとる。映画は夫婦+5人の子供たちという構成の家族に降りかかった悲劇をもとにしており、人気作家になったその4子である一男のマルセロ・ルーベンス・パイヴァの自伝的小説をもとにしており、映画の表題は<私はまだここにいる>というポルトガル語の書籍のタイトルがそのまま用いられた。
うまいなあと思わせられるのはリオの海岸そばに住む家族を、長女の趣味で撮影した(という体の)8ミリ映像も絡めつつ円満なキラキラした情景を映し出していた〜その様はボサノヴァ誕生時の若者模様を伝える?〜ところ、父親が軍事政権に拉致/殺害されその幸せが暗転してしまった後の映像との対比。それで、軍事政権下のヤバさがぞわーんと出てくる。
他にも技はいろいろとあるけど、当時軍事政権からロンドンに逃れていたジルベルト・ジル(2024年9月27日)やカエターノ・ヴェローゾ(2005年5月23日、2016年10月9日)が台詞に出てくるのにはうふふ。おいしい使われ方をするアリ曲はヴェローゾ、トン・ゼー(2019年10月31日)、チン・マイア、ガル・コスタ(2006年9月22日)、他。ダニー・ハサウェイの「ザ・ゲットー」の断片が一瞬軽く入るときもあり。幸せを描いた前半部はレコード・プレイヤーも何度も出てくる。その他の劇中音楽はザ・ダーティ3やザ・バッド・シーズのメンバーでもある豪州人音楽家のウォーレン・エリスが担当しているが、ぼくの耳に残るところはなかった。
映画を見ながら、軍事政権下を題材に置く、1997年ブラジル映画『クアトロ・ディアス』(1999年4月26日)のことを思い出していたりも。ぼくのなかではすごく印象のいい作品なのだが、四半世紀強ぶりにあの映画を見るとどんな感興を得るだろうか。
▶ジルベルト・ジル
https://eisukesato.exblog.jp/33480619/ 音楽担当した映画
https://eisukesato.exblog.jp/34179687/
▶︎過去の、カエターノ・ヴェローゾ
https://eisukesato.exblog.jp/31107740/#google_vignette
https://eisukesato.exblog.jp/33331441/
▶︎過去の、ガル・コスタ
https://eisukesato.exblog.jp/31119979/
https://eisukesato.exblog.jp/32489469/ 訃報
▶️映画『クアトロ・ディアス』
https://note.com/ace_ke/n/n0730184e1c00
🔸2025年ペルー映画『UCHPA/ウチュパ 再生の歌』(原題:Ashes, the Movie)@新宿・K's cinema
UCHPAとはペルーで独自の地位を得ているロック・バンドで、そのリーダーである今は長髪のフレディ・オルティスをホスト役と言っていい位置に置いて、ウチュパ/オルティスの過去と現在を語るドキュメンタリーだ。この作品、本国でも8月頭に公開されたばかりのよう。
まずは、フレディ・オルティス(1964年生まれという話もあるが、年齢不詳)が自ら車を運転し、ゆかりの場所や人たちと会っていくところから始まり、途中からは歴代のメンバーなんかも語り手として入り、バンドの積み重ねも描かれる。オルティスは涙脆い人、心意気の人であるのは間違いないかな。随所、映し出されるペルーの風景はやはりエキゾというか新鮮だ。
オルティスは高地アンダワイラスの生まれで、日常的にスペイン語だけでなくケチュア語に親しんでいる。映画にも出てくるアメリカ帰りの叔父の導きでCSN&Yやボブ・ディランにハマり、高校卒業後は首都リマに向い警察学校に押しかけ入校。警察官になったのは警官が高校時代の女生徒からモテていたのと、けっこう高給取りであったから。警察官は権力を傘に非道もしまくっていたことも会いに行ったおばあさんから語られるが、その際にオルティスはそっぽを向いてスルーしていた。
警官としてアヤクーチョに赴任したことで、ルーツにある文化の重要性を認識しつつ、バンドを始める。その際は西欧ロック曲をパクった曲をやり、それだけだとナンなのでケチュア語で歌ったら話題を呼ぶようになった。ウチュパを組んだのは、1990年代前半のよう。その後にリマに戻った際も、音楽をやりつつ警官は当面つづけていたようだ。
随所で挿入される実演シーンはけっこう音質がいいんだけど、これは立派な国立劇場でやったライヴのよう。民族衣装流れで被り物もしたオルティスの出で立ちはニューオーリンズのトライヴのチーフの如し。そこで披露されるウチュパのサウンドは、1970年前後の英国ハード・ロック/ブルース・ロック流れとしか言いようがないもの。が、そこはケチュア語で歌われ、さらにアンデス伝承音楽の抑揚や角笛などの民族楽器がふんだんに持ち込まれると、オールド・スクールと一刀両断したい気持ちは払拭されてしまう。件の公演は撮影材料を取るという目的があったためか、民族衣装を着た男女が10人ぐらいバンド音に合わせて踊ったりもする。
この映画で、アヤクーチョの女性シンガーは歌う際に口元を隠すことやナイフ踊りという伝統的な舞踊があり、それはアクロバティックなところもありヒップホップのブレイクダンスみたいと思ったり……。とかなんかとか、いろいろ異文化下のもろもろは伝えられる。
そんな『UCHPA/ウチュパ 再生の歌』は、この日から始まる<ペルー映画祭>(12日まで)の1本目の上映作品。それゆえか、入場時に明治のチョコーレートの小箱を手渡される。終演後は、現地の誰かとリモートにて繋いでのトーク・ショウもあったはずだが、次の上映時間が迫っているので退館。確か、ホワイエにはペルー関連のブツも並べられていたはず(急いで出たので一瞥したのみ)。
▶️日本に住み、ケチュア語で歌いアヤクーチョの文化を伝えるイルマ・オスノ(2014年5月24日、2017年9月9日、2018年6月3日)
https://eisukesato.exblog.jp/32529024/
https://eisukesato.exblog.jp/33357679/
https://eisukesato.exblog.jp/33404555/
🔸2024年イギリス/アイルランド映画『KNEECAP/ニーキャップ』(原題:KNEECAP)@新宿・シネマカリテ
うわあ、爽快。うんうんうん、と見ちゃったなあ。テンポ/音と結びついた映像編集感覚良し。綺麗ごとなしに、ズバズバ本音で進むという感じあり? 不道徳で、不謹慎。18禁作品だが、それはクスリ絡みの事項ばっかりだからか。性交のシーンもなくはないけど。おおこんなんかいと引き込ませる様に、1996年イギリス映画『トレインスポッティング』試写時のことをちょい思い出しもしたか。監督のリッチ・ペピアットはベルファスト生まれで、新聞記者上がりのよう。
ニーキャップという北アイルランドのベルファストで組まれたヒップ・ホップ3人組のありゃりゃな成功端を、当人たちをそのまま主役に据えて伝記ドラマ化したもの。メンバーの芝居がうまいというか、素で行ってるためか違和感ゼロ。前に立つ与太公2人と、DJの高校音楽教師(→バレてクビ)の3人で2018年にひょんなことから結成。彼らは帰属意識とともにアイルランド語(ゲール語と記したいところだが、それだと他のケルト圏の言葉も入ってしまうよう)で過激なラップをすることで評判を呼び、映画の最後にはアイルランド語が公的にUKで認められたこと、そして今も世界中で固有の言語が続々消えていることが伝えられる。真面目なんだか、不真面目なんだか。
くすくす笑いを誘う場面はいろいろ。だが、戯け者なりの政治的な意見表出や表現の自由に対する問題提出あり。そして、北アイルランドという特殊な土地柄もまた意識させられる。広い劇場ではなかったが、満場であった。
<今日の、酔狂>
午前10時前から午後4時ちょいにかけて、3本の映画を次々に見た。なぜ、そなことをしたのか。その顛末は……早寝をしたわけでもないのに4時ぐらいに目覚めてしまい、はあ。で、ふと見たいと思っていた『アイム・スティル・ヒア』や『KNEECAP/ニーキャップ』を早く見ないと公開が終わっちゃう(実際、渋谷でのそれは終了していた)なあなと上映スケジュールを探ると、ともに新宿でやっているじゃんとなった。1本目が9時45分の開始というのも早起きしてしまった身としてはありがたく、なにより徒歩3分圏内の映画館ですべて事足りるというのは超うれC。というわけで、日中38度になると小耳に挟んだゆえに終日外出しないと決めていたワタクシは映画三昧日に変更した次第。睡眠不足で眠くなるかと思えば、それもなし。1本目と2本目の間は30分の空き時間があって昼食を急ぎ気味で摂り、2本目と3本目の間は8分間の空き。まこと、効率良し。普段は効率わるいこともいろいろしているせいか、そういうのに胸弾む。
