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佐藤英輔のライヴ三昧 Diary noteから引っ越し中


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パシフィック・ジャズ・オーケストラ directed by クリス・ウォルデン。タツ青木+山田光+斉藤圭祐+林頼我  2024年5月26日(日)

 朗らかな快晴……なんか、ポール・サイモンの1973年曲「ワズ・サニー・デイ」がほんの浮かんできたりして。半袖の人も少なくない昼下がり、なり。明日からは雨天の予報も少なくなく、そろそろ梅雨とか多湿とかいう言葉もダークに頭のなかに浮かぶようになるか。


南青山・ブルーノート東京で、精鋭奏者を集めたパシフィック・ジャズ・オーケストラを見る。パンデミック後にLAの音楽業界鳴り物入りで結成されたジャズやポップスにも対応するオーケストラで、この3月にはルーファス・ウェインライトのショウをバックアップしたり、昨年はレデシー(2002612日、20071112日、2009125日、2010182012321日)とベン・ウェンデル(2013822日、2015416日、2017123日、2024216日)の双頭公演も助けたようだ。


指揮者で、軽妙なMCも担当するクリス・ウォルデンは1968年生まれのドイツ人アレンジャー。まず本国で映像音楽作りでエスタブリッシュされたあと、1996年に渡米。1999年から自己名を冠するビッグ・バンドを運営したこともあったが、今は芸術監督を務める本オーケストラに力を注いでいるのかな。そのウォルデンはLA録音のポップ・アーティストのストリング・アレンジ/オーケストレイションをいろいろやっており、デイヴィッド・フォスターからも認められ、仕事を振られたりもしている。意外なところではアリサ・フランクリンのテイクにザ・ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ音を重ねた『ア・ブランド・ニュー・ミー』(ライノ、2017年)のアレンジを彼は半分担当していた。


サックスのジェフ・ドリスキルとマーク・ビシャーとブランドン・フィールズ(2010617日)とボブ・シェパード(2004213日、20141122日、20141122日、201528日、2017112日)とケン・フィッシャー、トランペットのトニー・ボンセラとクリス・グレイとアーロン・ヤニクとマイケル・スティーヴァー、トロンボーンのアンディ・マーティン(200825日)とフランシスコ・トレスとラムゼイ・ハンプトンとクレイグ・ゴスネル、ギターのアンドリュー・シノウィック、ピアノのクイン・ジョンソン、ダブル・ベースのエドウィン・リヴィングストン(20141214日)、ドラムのジェイミー・テイト(ドラムス)という面々。パシフィック・ジャズ・オーケストラ本体はストリング奏者も在籍する40人ぐらいの組織なのだが、今回はジャズのビッグ・バンド編成に倣う陣容での来日。面々、いちいちウィルデンのちょっとした話にがやがやちゃちを入れたりして、とても関係性は良さそうだったな。


デイヴィッド・フォスターの冬季オリンピック曲やジョン・ウィリアムズの著名映画音楽曲、「チェロキー」や「ストールン・モーメンツ」や「星に願いを」などのスタンダードなど、定番的なナンバーを次々に演奏する。それはビッグ・バンド表現の楽しさを広く知らせたいという意図に沿うものか。アンサンブルに適度にソリストを入れた各曲は比較的コンパクトにまとめられており、それも門外漢に目を向けた方策と取れる。トランペッターでもあるウォルデンは2、3曲でフリューゲルホーンのソロを取ることもした。


ちょい創作エゴをまぶす場合もあるが、基本は瀟酒かつ優美に。なんか洒落たホテルのボール・ルームで聞くといい感じではないかとも思えた実演でした。


▶過去の、ベン・ウェンデル
http://43142.diarynote.jp/201308251333326263/
http://43142.diarynote.jp/?day=20150416
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過去の、レデシー
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-6.htm
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 その後は千代田線と日比谷線で入谷駅に。日比谷線はNYの地下鉄のように上下線が別のホームで出口が共用できなかったりし、その関係で行きは銀座線〜日比谷線の乗り換えで行った方がいいか。本当はそっちを使おうと思っていたのだが、時間調整で表参道駅のカフェで軽くワインを飲んでいたら、その向かいに千代田線直通の改札があったのでそっちを使ってしまった。


 久しぶりの、なってるハウス。フライヤーを見たら、魅力的な出し物が並んでいたな。こちらでは、シカゴ在住のベーシストであるタツ青木が若手のインプロヴァイザーとお手合わせをするギグを見る。共演者はアルト・サックスの山田光(2014722日、202131日、202215)と斉藤圭祐、ドラムスの林頼我(2019316日、2024214日)。


シカゴAACM界隈のフリー・ジャズ系の奏者たちと堂々渡り合ってきたタツ青木の勇姿にうしし。すげえ自然体なのが渋い。即興ものを、休憩を挟んで一つづつ披露する。ぶりぶりと往年のアヴァンギャルド流儀でブロウしまくる斉藤圭祐にわ。ここのところ渋さ知らズで吹いたりしているようだが、まだ21歳であるよう。一体、どういうものを聞いてきた? もう直球のみだが、この年齢だったら捨て身のそれでいいんじゃね? 彼との兼ね合いもあったろう、部分部分でリードを替えていた山田光は比較的静的な姿勢で臨む。おお、あんなに循環奏法をする人であるとは思わなんだ。うっすらと漂う音を敷き詰める様はときにあれエレクトロニクス担当者がいたっけと思わす?


セカンド・ショウは林頼我の演奏から入った〜それ、青木のディレクションのよう〜が、けっこうレギュラー・グリップで叩いていたな。2つ目の方が起伏があり、より興味深くも身体が揺れる。タツ青木は多彩な弓弾きも繰り出し、最後の方はボウのとってのほうを弦の間に入れて音を出したり、けっこうパーカッシヴに扱う場合もある。いちおう、借りたベースであったため過剰に過激に行くのは控えたのかな。でも、さすがはシカゴの前衛ジャズの中枢にいる御仁だと思わせるうれしい風情は随所にあり。流石。そして、そんな人は。。。以下、別項へ。


<今日の、僥倖>

 タツ青木と話たら、なんと同い年。79年からシカゴに住んでいるそうだが、それはジャズとともにブルースも好きだったかららしい。同地インディのデルマークはブルースとともにフリー・ジャズも出したよなあ。世代が一緒だから、音楽の話は合う。ロックも好きでやったりし、リトル・フィートいいよねとも言っていたな。そして、そんな彼は三味線奏者というもう一つの顔を持つ。実は生まれ育ったのが四谷荒木町で、実家は他の花街も扱う置屋をやっており、三味線や鳴り物にも彼は造詣が深い。当然、青木が関わるアルバム数は膨大だが三味線を弾くアルバムもあて、なかには三味線を用いたエレクトロニカ作も出している。名刺を交換したら、それは彼がエグゼクティヴ・ディレクターを務めるAsian Improv aRts Midwest道場のそれだった。様々なものを抱えられるって素敵だなあ。そんな彼、61日(土)には屋台船を借りて、三味線のほうのパフォーマンスを行う。また、7日(金)には代官山・晴れた空に豆巻いてで、<山下洋輔×戸松美×タツ青木>というショウも行う。1日はサッカー観戦、7日は鹿児島行きで、ぼくは見ることがない。残念だが、年に1、2回は帰国しているというので、また機会はあるだろう。とにかく、豊かすぎる鋭敏な音楽家と知り合えて、ほんといい日だったな。


by eisukesato | 2024-05-26 00:00 | 音楽 | Comments(0)