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2002年8月5日〜29日
29日(木)
フューチョロ・フラメンコ
ロンドンをベースにするというDJマーティン・モラレスが中心になったユニット。ターンテーブルにプラスして、フラメンコ・ギターとラテン・パーカッションと女性フラメンコ・ダンサーが付く。ギターとダンサーはスペインの人だろう。DJはクラブ・ビート供給源を担うときも当然あるのだが、カンテ(歌)や他の楽器音などを担うときが多い。それゆえに、ちゃんとパーカッション奏者がいるというか。ちょっと変テコではあるが、それほどゲテモノという感じはせず。生で楽しむなら、こーゆーのもアリと思わせる。横浜市中区のモーション・ブルー・ヨコハマ。
25日(土)
東京ジャズ
二日間(少し、プログラムは違う)やるうちの初日だけ、行く。調布の東京スタジアム。ここは第3セクター運営なんだっけか、とか納税者として気にする前に、このイヴェントにはハイネケンが付いていないナと気になる(苦笑)。それはともかく、ここで出店している食べ物屋もペケ。サマソニでぼくが激怒したパキやん店はここでも出店。インド・カレーとうたっている店も相当ひどい。メキシコ料理系の店も驚愕するほどのへでなしさ。ふざけんなふざけんなふざけんな。なんて、しっかり書いているのは、ちゃっと飲み食いしたからでありますが。とっても後悔した。
出し物で良かったのは、昨年8月3日の項で褒めまくっているが、やっぱりウェイン・ショーターのカルテット。彼らはこの乗りでアルバムも出しているが、なぜか生のほうがよく聞こえる。完全アコースティック・サウンドでやるには音響的に不利なこういう野外会場でも素晴らしく聞こえる。それから、最後に出てきたオマーラ・ポルトゥオンド(2001年2月9日)とそのバンドもうひゃっと楽しめた。やっぱ、キューバは凄い、深い。目玉のセッションは最後のほうをちょっと見ただけ。ラテンぽいことやってたナ。
24日(金)
スアール・アグン
バリ島のガムラン・アンサンブル(正確には、彼らは青銅ではなく竹製の楽器を用いるのでガムランではなくジュゴグとなるようだが)を渋谷・オーチャードホールで見る。
ステージ上にはいろいろな竹琴がズラリと並ぶ。まあ、それなりに大がかり、且つカラフルで目を引く。あれ、バラして持ってきたのだろうか。終わった後、知人たちと飲んでいたら皆同じことを見ながら思ったらしい。
会場後方の扉から、15人ぐらいの人達が出てきて、ショウは始まる。ときに出てくるダンサーは男女二人づつ。みんな同じメイク。男のほうは、フレディ・マーキューリーにかなり似ている。これも、皆そう思ったそうな(笑)。もう4年前のことなのでかなり忘れちゃっているが、ぼくがウブドで見たそれよりかなりパーカッシヴで派手。まあ、海外公演するぐらいだから、彼らのほうがずっと見せ物として纏まっているんだろうけど。少し音程の曖昧な楽器であり、その音域によって大小の同種類楽器を組み合わせるということでは、スティール・パンのアンサンブルと共通性を持つ? しかし、低音を出すデカい竹琴の不思議なうねり音の誘いはよろしい。まどろみながら、遠くのほうで鳴っているのを聞いていたいのココロ。
あーバリ島に行きてえ。そういやあ、昔こんなこと考えたことあったっけ。バリ島に住み、仲良しの友達にこう言うのダ。おまえら、一ヵ月に一回飲むのを我慢してその飲み代を俺に送れ。そんなことしてくれる心優しい人が5人もいたら、けっこう贅沢な生活できるよなー。そのかわり、バリ島に来たらそのときは王様の生活させてやるゾって。そんなことしてのほほんと生活してたら、現地の言葉も片言ながら覚えるだろうし、そしたら別な可能性も広がるかもしれない。これ、けっこう実現性のある話だとぼくは思っているんですが……。
21日(水)
Saya
昨年の11月5日の項でにも触れている、元ネヴィル・ブラザーズ、現在サンフランシスコ在住のジャズ・ピアニスト。日本人のリズム隊を従えてのトリオによるパフォーマンスを披露した。この日はうーむ、ちょっとドラマーが辛かったな。ちゃんとジャズの流儀を知らず、かといって1曲だけ採用しているドラムンベースのニュアンスもたたき出せず。このさい、本人歌うの好きなんだし、1曲ぐらい歌ってほしかったな。場所は六本木のサテンドール。
なんと彼女の通っていたニューオーリンズのヨロラ大学の同級生にはギャラクティックのスタントン・ムーアがいたそうな。真面目そうな顔していっつも可愛い女の子を連れていたというのはともかく、マメに手作りのフライヤーを作ったりして自分の公演告知をしてたんだそう。
17日(土)
サマー・ソニック02
千葉県・幕張メッセ。今年から、ステージが一つ増えた。屋内ステージが二つ。見るアルーティストの選択肢が増えるのはいいこと。でも、同じブロック内に設置されているので音が聞こえあうのはちょっとなあ、ではあるが。でも、移動しやすいのはマル。
一応、二日間とも行く。初日のほうが混んでいた。その初日、食べ物を買おうと並んでいるうちに、アイルランドのレリッシュを見逃す。少し、見たかった。それにしても、食い物に関してはやはりあまり褒められたものではない。というか、パキスタン・カレーというのを買って、ぼくは激怒した。なんだありゃ。スパイス全然使っていない、鶏肉入ったカレー風味の黄色い液体。実はメッセから5分ぐらいのところに、マリブ・ダイニングという(そういう名前だったよな?)レストラン・モールがあって、マクドナルドから寿司屋までいろいろ揃っている。二日目はそちらでちゃんと食事をする。絶対、それが正解と思ふ。しかし、メッセ周辺を歩くと本当にLA的風景だなと思うことしきり。またまた蛇足だが、ビールの値段……球場は一番絞りかバドワイザーが600 円。屋内会場はハイネケンが500 円。屋内会場の外の通路だと国産缶ビールが350 円。それ以外の酒の種類は貧困。飲みたい奴はちゃんと持参しろということか。
ハノイ・ロックスは根本的には変わらぬバッドボーイズ・ロックンロールで、微笑ましくなる。彼らはスタジアムでの公演から、室内会場に場所が変更になった。なぜだろ? ガンズ&ローゼズと同じ場に出るのを嫌がったのか? そのガンズは実態はガンズにあらず。なぜ、アクセル・ローズ・バンドではいけなかったのか。やっぱり、集客の問題? ともあれ、いまだスタジアム級コンサートが出来るぐらいの人気は持っているんですね。バケットヘッドを含む面子による、けっこう産業臭もありのロック・ショウを披露。まっとうなロック度はあまり高くない。でも、そんなにヤな感じがしなかったのは不思議。ボブ・ディランの「ノッキン・オン・ヘヴンズ・ドア」なんかもやる。台風による雨が心配されたこの週末だったが、基本的にそれは回避。でも、そのセンチな歌に合わせてライターの火をかざす人々を見ながら、大雨だったらこのくっさ~い光景を見ずにすんだのにと思った意地悪なぼく。最後の花火が綺麗だったナ。
ザ・フレイミング・リップスは相変わらず、映像とシンクロさせての丁寧なステージ運び。2年前のサマーソニックの室内会場のことを思い出す。あんときはかなり感激したんだよナ。なんか今回はちょっと猫っかぶりなロックという感想も。もう少し、生理的野性があっていいかもと思う。ときにステージに出てくる着ぐるみ軍団の少女趣味的佇まいがぼくはイヤでした。
あと初日は、レンチが見れたのが嬉しかった。ずっと見たいと思っていたから。麻波25というグループは初めて見たが、生バンドつき2MCのバンド。やっぱ、バンド付きだとポイントが上がる?
18日(日)
サマー・ソニック02
2日目は、まずコーナーショップがキャンセルになっていたのが悲しい。事前に告知されていたらしいが、ぼくは当日知った。少しだけしか見ていないが、パフィーは初めて見た。しかし、すごいな。ほとんどユニゾンでのぺーって歌いとおしていくのは。最初から小難しいことは回避。まさしく、カラオケ文化が集約されているようなことをする。アメリカでやったそうだが、それと同じプログラムなのかしら。
同じころ、もう一つの室内ステージでやっていたザ・ストリーツは白黒MCとベース、鍵盤、ドラムという編成でやっていたのだが、彼らもけっこうユニゾンぽくラップしたり、歌ったりするバンドだった。結構、へんてこ。そして、レゲエっぽいところというか、2トーンぽいゾと思わせるところもあった。あの他愛のないチャラさもそれを継ぐものと言える? 広がりにかける海外アーティストの顔ぶれのなかでは確実に異色と言える連中で、それだけでぼくは和んだ。
スージー&バンシーズは堂々。続く、モリッシーは熱心なファンを前に、いかにもモリッシーを演じる。とっても英国人ぽいなあともしっかり思わせる。その衒いのない成りきりぶりは、フジ・ロックのペリー・ファレル(ジェインズ・アディクション)と少し重なると思わせる部分もあったか。そして、中抜けし最後に球場に行って、オフスプリングを見る。そんなにアルバムは熱心に聞こうと思わない連中だけど、生だと納得させられちゃうなあ。華と力があって、きっちり見せる。いいライヴ・バンドでした。
12日(月)
シーラ・E.&ザ・ファミリー
南青山・ブルーノート東京。1週間にわたる出演の、初日のファースト・セット。しかも、お盆中。なのに、会場はきっちり満員。これはラテン系音楽人気の高さを示すものか、それともシーラ・Eの人気の高さを示すものか。
シーラ・E.(ドラム)、父親のピート・エスコヴェド(ティンバレス他、歌)、弟のホアン・エスコヴェド(コンガ他)に加え、電気ピアノ、ベース、管楽器4人によるステージ。シーラの名前が最初に出ているが、父親のピートが中心となったステージ運びを見せる。30年前にアステカなんかを血気盛んにやっていたピートさん、なんか悠々で、生理的にかっこいい。それにしても、エスコヴェド親子は本当に仲がよさそう。それは、もう端々から伝わってくる。あー、まさにラテン・ファミリア。演奏に関してはもっとエキセントリックなラテン濃度が高くてもいいんじゃないかとも思わせられたが、あの仲良しぶり(他のメンバーも本当に楽しそう。実は、先のサリフ・ケイタのバンドは笑顔がいまいち少なかったんだよなー)を目の当たりにすると、まいっかという気になってしまう。こういうように、世代を超えて一緒に楽器を手合わせ出来るのって本当に素敵だな。
11日(日)
マウント・ジャズ・フェティヴァル02
静岡県小山町・富士スピード・ウェイで3日間に渡って開かれたジャズ・フェスティヴァル(とはいえ、出演者はポップのほうもいろいろと)に、最終日だけ行く。
サーキットのメイン・スタンドの横のほうに広がる広場に、バカでかいステージと椅子が沢山並べられている。ここも、ハンネケンが入っている。だが、いろいろ出ている出店のほうは各自普通の国産ビールを350円で売っている。たぶん、ここに入っている業者は通常のモータースポーツ・イヴェントのときにも出店しているのだろうが、その不統一性が生理的に嬉しい。飽きたら、眺めのよいサーキットのスタンドにも出れる。それから、仮設でないトイレを使えるのは有り難いナと思う。
以下、この日に出たアーティストに簡単に触れておく。
*ロイ・エアーズ……レア・グルーヴ人気で復活したヴェテランのヴァイブラフォン奏者。2000年3月23日に見たときと違い、けっこうフュージョンぽい。多大な印象は残さず。
*ペズ……ジャズ味応用のポップ・インスト6人組。いい意味でマイペース。自分たちの出来ることを、きっちりとという感じか。
*トム・スコット&ザ・LAエクスプレス……西海岸フュージョン・サックスの大御所。なんかパっとせず。アヴェレイジ・ホワイトの「ピック・アップ・ザ・ピーセス」はエアーズ登場前に出ていた地元バンドのほうが良かった?
*デイヴィッド・ガーフィールド……スコットと同じく西海岸のフュージョンでも、こちらはなかなか聞かせたのではないか。こっちのほうがメンバーの質が高いと思えた。
*ボブ・ウェア・アンド・ラット・ドッグ……グレイトフル・デッド創立ギタリストのバンド。実は、この日会場内にはデッドのファンとすぐに分かる絞り柄のTシャツ来た人がけっこう目についた。ほんと、熱心ね。そんな彼ら、彼らにとってはどうでもいいだろう他の人達の演奏に苛立ちを見せるわけでもなく、悠然と構えている。ともあれ、デッドをゆるく薄く、視野をせまくしたような演奏。でも、期待していた以上に良かったナ。デッドの大昔の曲もやりましたね。
*ピーター・フランプトン……1970年代中期に、超人気だったロッカー。もうハゲおやじで外見はビックリだが、やっている音楽はけっこう全盛期のまんま。スウィートな王子様ロック。ほくは当時あまりひかれなかったが、売れたのもなんなとく了解。のんびり聞くぶんには悪くなかった。
*タワー・オブ・パワー……いかなるときでも、誰が入ろうともタワーはタワー。シンガーが良かった。彼、タワーではどのぐらい歌っている人なんだろう。歴代シンガーのなかでも上位に入る人ですね。
10日(土)
サリフ・ケイタ
何年も前のサリフ・ケイタの来日公演はある意味、けっこう記憶に残っている。渋谷・クアトロでの公演だったのだが、なんか息苦しく感じてしまって、途中で中座しちゃったんだよな。その、空気をバリバリ震わせる肉声の圧倒的なことと言ったなら。でも、それがあまりにトゥー・マッチ。とにもかくにも凄い喉の持ち主であることは痛感させられはするものの、そのときのぼくには心地よい味を持つものではなかった。たとえは悪いしヘンテコだが、ヤクザの出入りみたいだとも思った。
公演の冒頭、ケイタは一人であらわれ、生ギターの弾き語りをする。それを、2曲。ありゃ、昔見たときはそういうことしてなかったよな? 柔のサリフ。なんか、そんな形容が頭に思い浮かぶ。
そして、その後にカラフルな“観光地的”と言いたくなるお揃いの衣装を身につけたメンバーが登場する。アフリカン・パーカョッン3人、ギターとベースとキーボード、そしてプラグドされた民族弦楽器(一つはコラみたいなやつ)、そして女性バッキング・ヴォーカル二人という編成。なんか、前よりも少し柔和な音作りになったような。それも、柔の印象を増幅させるものか。
そして、中盤に入るころには、そうなのかァとぼくは大きく頷いた。……ケイタの喉が衰えている。だって、聞き手の首根っこを掴んで威圧するような質感は皆無、前のようにぐいぐい歌いながらモダンなサウンドと対峙するというよりは、一緒にバック音と協調するという感じになっているから。その喉の衰えは、彼がマイクとの距離をかなり気にし、マイクと口をくっつけて歌っていたことでも明らかだろう。すぐ前にアンジェリック・キジョーの喉に触れたことも、余計にそう感じさせたかもしれない。誤解があるといけないが、前があまりにもパワフル過ぎたわけで、現在も歌えるし、個性も持っているのは疑いがない。彼は2年前にもブルーノート東京に出演しているらしいが、そのときはどうだったろうか。
バンドのメンバーはみなん小柄。すべてマリの出身者で固めているかどうかは知らないが、マリの人達って小柄な人が多いのだろうか。
話は変わるが、この時期いつもブルーノート東京は“ルーツ・ミュージック・フェスティヴァル”と題して、エスニックだっり、アーシーだったりするアーティストを呼んでいるわけだが、今年はその会期中の週末に『Calle54 』という映画をセカンド・セット終了後レイト上映している。広義のラテン系音楽と接点を持つジャズマンを扱った1時間45分の映画(9月初旬に、ギャガからDVDが出る)。ついでだから見たのだが、光の落とされた店内にまばら客。ゆったり。贅沢な時間でした。
8日(木)
アヴリル・ラヴィーン
日本でもかなり売れているらしい、10代女性ロック歌手のショーケース・ライヴを赤坂ブリッツで見る。やはり年齢の若そうな男性バンド(2ギターにベースとドラム)を従えてのもの。写真だと非常に小柄な感じがあるのだが、ゲンブツもやはりちっちゃい。歌はちゃんと聞こえ、実演能力をきちんと持つナと思わせられた。曲はベターとしたオルタナ調からパワー・ポップと言えるものまでいろいろ。質はバラつきあり。後者のほうだとデビュー時のシンディ・ローパーのような健全な弾け感覚を感じさせたりもする。ともあれ、写真だとヤク中のような不健康な顔つきをしている彼女だが、遠目で見る彼女はもっと可愛くて健全な印象を受けた。ま、どっちにしろ、年齢が倍以上のオヤジは出る幕はありましぇーんという感じもあるのだが、こりゃ同世代に受けて当然とも思わせられた。
7日(水)
ラヴェイ・スミス&ハー・ホット・レッド・スキット・リックス
米国ベイ・エリアをベースにする女性ジャズ歌手。10人弱の小ビッグ・バンド的な集団を率いる。レコードで感じられるほどブルージーではないが、多少レトロで、妖艶で、大衆性に富んだ表現を聞かせる。合格。大昔のマリア・マルダーをもっとジャズっぽくしたと書くと、誤解を招くか。いい意味でのアメリカのエンターテインメント感覚を体現しているとも書けるだろう。場所は赤坂・Bフラット。
5日(月)
藤井郷子3+田村夏樹
新作『ベル・ザ・キャット』(徳間ジャパン)の録音メンバー、マーク・ドレッサー(ベース)とジム・ブラック(ドラム)を呼んでのツアーの最終日。新宿・ピットイン。その組み合わせは、グレッグ・コーエンとジョーイ・バロン以上かもしれない、NY冒険音楽シーン最良のリズム隊ですね。『ベル・ザ・キャット』はその顔ぶれによるトリオの5作目となり、ぼくは米国行きで見ていないが2年前にも同じ面子で日本ツアーをやっている。
まず、今回ぼくが楽しみにしていたのは、ウィンター&ウィンターからリーダー作を出しているジム・ブラックの実演に触れること。彼は本当に奇妙にして美味しい独創的ドラマーだからなー。なんと実物を見ると、身長160 センチもないような小柄な人で驚く。
彼女は今作について、饒舌なる静寂を求めたと取材の時に語っていたが、絶妙なやりとりが生む“間”のようなものが確かに気になる。そして、1部も2部も途中からトランペッターの田村夏樹が加わるのだが、生理的な線の太さを持つ彼が加わると、演奏総体がダイナミックに動きだしたりもして、彼の存在の大きさに大きく頷いた。なお、藤井のライヴは過去、1999年8月16日、2000年6月2日、2000年10月1日でも触れています。
2日(金)~4日(日)
ニューポート・ジャズ・フェスティヴァル・イン・斑尾
今年の出演者のなかで、ぼくの目玉であったのはアンジェリーク・キジョー。たぶん、今回が初来日。やっぱり、破格の喉の持ち主。それだけで、ははあとなっちゃう。バンドはブラジル音楽の要素も取り入れた新作『ブラック・アイヴォリー・ソウル』(プロデュースはビル・ラズウェルがやっているが、それはその前に係わっていた人が急にダメになったための、トラであったとのこと)の行き方を持つものと言っていいか。バンド構成員は多国籍のようで、ときにフュージョンぽいところもあるのだが、彼女の肉声と態度(ステージ上のダンスにしろ、オーディエンスとのコミュニケーションの取り方にせよ)が入ると何をやっても合格っとなってしまう。なんか愛と信念の人であることがビンビン伝わってきて、ぼくは感激した。
しかし、昨年の項でも書いたが、本当にここはゆるゆる。持ち込みとかもなんのチェックもなく、芝生状のところに座るだけ。
by eisukesato
| 2002-08-01 00:00
| 音楽
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