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佐藤英輔のライヴ三昧 Diary noteから引っ越し中


by eisukesato

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2001年2月3日〜21日

22日(木)

リップ・スライム

 4MC+1DJの日本人ラップ・チームを、渋谷・オンエア・イーストで見る。会場に行くとオノジマさんがいる。おっと驚くと、なんと2回目なのだとか。お好きなんですね。3月にメジャーに移って出る新シングル「ステッパーズ・ディライト」(シュガーヒル・ギャング「ラッパーズ・ディライト」のもじりですね)はG・ラヴを思わせる広がりと笑顔にあふれた曲だが、俺たちゃしなやかに行くぜ的な音楽性~姿勢を存分にアピールするパフォーマンスぶりと言えようか。こういうとき、声質が異なるMCが4人いると強いナとも思わせられた。ま、大手のプロダクションに所属しているのも納得できる、こなれ具合。1時間強のショー、過剰な米国ブラック文化偏重の姿勢を感じさせないのも好感が持てました。


21日(水)

リチャード・トンプソン

 珍しく、開演は7時ではなく8時。演奏時間が短いのかなと思ったら、アコースティック・ギターの弾き語りで約2時間。おとうさん、飄々としつつ意気軒昂。

 とにかくまず思ったのは、やっぱギターが抜群に巧いということ。音も良かったので、それが口惜しいぐらい伝わってくる。そして、朗々と空気を震わす声。ふーむ。

 いい弾き語り演奏だと思った。でも、やっぱり弾き語りで長時間だとなんかなあ。おれ、基本的に得意じゃないんだろーね(でも、昨年出たジョアン・ジルベルト作はもう大好き)。途中で飽きたところありました。終わって飲みに行った他の人達は大絶賛。ま、そーなんだろうな。


20日(火)

ソニック・ユース

 赤坂・ブリッツ。昨年フジ・ロックで来たときは他の出演者を見たので彼らに触れるのはけっこう久しぶりになるかな。昨年と同様、ジム・オルーク入りにてのパフォーマンスだ。

 2階横から見ていたもんで、ステージ上がよく見える。おお、いろいろごちょごちょやってるナ。淡々と、思いつきで手癖をぶちまける。ある種外しの感覚を通ることで、正攻法の冒険音楽となるのをを回避している、てな印象も持った。いや、ちゃんと書こう。彼らの演奏はフリー・ミュージックのもろもろを通過している。だが、枠組みは緩やかだろうとなんだろうとロックというものに当てはめている。だからこそ、あっち側の世界を求める人達のなか彼らだけが多大な人気を集めるにいたっているのダ。いや、絶対にそういう面はありますよ。あともう一つ、彼らの人気を支えているのは、リズム面での冒険を求めていないということかな。

 それなりに喜んで見てたくせに、なに憎まれ口きいてるんだろ。キム・ゴードンはワン・ピース来てハイヒール履いてのパフォーマンス。妙齢の女性、憧れるんでしょうか?


19日(月)

AC/DC

 昨日に続き、この日も横浜アリーナ。でもよく考えれば、家からはNKホールや幕張メッセに行く半分の時間で行ける会場ではあるのだ。

 見事にスガシカオと客層が違う。昨日は開演前、女性トイレに長蛇の列が出来ていたが、今日はそういうの見受けられず。昨日がいかに女性客が多かったかが痛感させらる。

 仕掛け満載、良くできたロックンロール・ショウ。『スティッフ・アッパー・リップ』のカヴァーに描かれていたブロンズ像(とってもバカでかい)が出てきて、それはときに目が光ったり、発火したり、煙を吹いたり。最後のほうは、昔のストーンズのセットにあったような巨大なビニール製女性人形が出てきたり。ステージは中央せり出し付きのそれなのだが、せり出し先端の上に釣られている巨大な鐘のひもにヴォーカルがぶら下がったり、アンガス・ヤングは途中でストリップして沸かせたり(とんでもなく汗だく。体はひきしまっていた)、せり出しの先端の上昇台のうえでギター・ソロをとったり。

 とにかく、曲ごとの設定が明確。ステージ後方にはメンバーを映すヴィジョンも当然あるが、それは固定ではなく、曲によっては引っ込んだり、2分割されたり、イメージ映像(ユーモア溢れるエッチ映像には笑えた)が出されたり。なんか、一部ステージ床はガラス敷きで、底からの映像もあった。他にも、いろいろ趣向が凝らされていて、飽きない。

 しかも、音のほうも、きっちり。心意気もばっちり。うぬ、金が取れる。実のところ、AC/DCはちゃんと聞こうとしたことがない。彼らが全盛期の頃って、一番イキがって、普通じゃないものを聞き漁ろうとしていたから。でも、そんな人間にとっても、よっしゃあこれはありだゾと思わせるものありました。

 それにしても、真面目そうな感じのお客さんの大多数。彼らは、拳を振り上げるの好きなのねえ。一体、のべいくつのコブシが元気良く嬌声とともに宙に突き出されたのか。いや、そのエネルギーを電力に変えることができたなら相当なもんなんじゃないか(笑い)。やはり、そういう画一的な様式には違和感を覚えた。

 アンコールもどんな出し物があるか楽しみに感じる部分があったが、本編終わったときに退座。ビルディング式駐車場の最上階のフロアに留めざるをえなくて、ちゃんと終わってから出るととんでもなく待たされる(昔、スティーヴィ・ワンダーの公演のときがそうだった)のがイヤだったから。嫌いなこと、やなことは沢山あるけど、“待たされる”というのはトップ3に入るワタシ。あーあ、オレって駄目ネ。


18日(日)

スガシカオ

 なんと、新横浜・横浜アリーナ。同所に普通は第3京浜に乗って行くのだが、なんか道がすいている感じもあったし、港北の出口渋滞がイヤで普通道をちんたら行く。やっぱり、道が混んでいなければ、知らない道を運転するのは楽しいなあ。多摩川を渡ると、少しづづ景色が違ってくる。例えば、コンビニはとたんにスリー・エフが多くなる(あー、味気のない例)。大袈裟に言えば、街の匂いを感じることができる。なんか、すぐ近くでも知らないところはいっぱいあるんだよなあ。ほんと、ぼくたちが触れているものなんて微々たるものなのダ。なんか、ふらりと泊まりがけでドライヴしたくなった。

 しかし、横浜アリーナはやはり広い。東京フォーラムなんより、全然ステージが遠いもの。そこが、満杯。そうとう立ち見の人もいて、それだけで赤坂ブリッツが埋まるんじゃないか、そのぐらい盛況ぶり。

 ツアー名は、”シカオ・アンド・ザ・ファミリー・シュガー”。スライ&ザ・ファミリー・ストーンのもじりですか。かつてTVで見たとき、その適切にファンキーなバンド・サウンドに感心したが、やっぱりいいバンド音でやっているよなあ。ただドラマーの沼澤尚がこれを読むのを承知で書くのだが、バスドラやタムの音、もう少し生っぽい感じのものにはならないか。ちょっと大味で無機的な音質とぼくは感じた。

 ともあれ、スガシカオという人、そんなに喉が太いという感じはしないのだが、歌はバッチリ聞こえる。

 途中に1年ぶりにやるとかいう、アタースティック傾向のセットも。また、大会場対応の出し物として、2曲弦楽四重奏団を付けたり、ダンサーを付けてみたり(それはシルエットを用いる、比較的大人っぽい使い方がされる)。

 一つ違和感を覚えたのはMC。彼もまた喋る。だがなあ……。彼にインタヴューするとよく判るけど、彼は体の奥に嵐というか、バ~カ俺は我が道を行くゼみたいな心地よいつっぱりを持っている人で、それをバネに良質なポップ・ミュージックを作っている。もうしかすると彼の一番の凄さは、ソウル~ファンク・ミュージックの巧みな日本人としての咀嚼といういう以上にそうしたポイントが挙げられるのではないのか。だが、ライヴの彼はどこか邦楽アーティストのMCのあり方をなぞっているような気がして、残念に感じた。


15日(木)

メデスキ、マーティン&ウッド

 再び、オーガニック・グルーヴとしての出演来日。渋谷・AX。おや、全部椅子席。

 前座でファット。前回のオーガニック・グルーヴ出演時と違い、テナー・サックス奏者のエフェクター使いは控え目。ベースやドラムスも少しソロを取ったりとか、テナーも無伴奏演奏を聞かせたりとか、これまで見たなかでは、俺たちゃジャズを知ってるもんネ的自負が出た実演だったと言えるか。

 そして、MMW。なんとジョン・メデスキの回りには、ハモンドやグランド・ピアノをはじめ、ずらり8台のキーボードが。そんないらないよなあ。うち、客席側に向いたコルグの2台(ほとんど、触れず)はスポンサー対策? ロビーに出店が出ていたし。ビル・マーティンの簡素なドラム・セットの横にも、いろいろとパーカッション類の類が置かれている。二階から見ると、いろいろ判る。

 毎度のごとく、ライヴはより即興度数が高まっている。反応を散りばめあい、それが具体的な形となり、またそこから抽象的な演奏に移っていく。その繰り返し。凄くジャズの機微が効いているナ。即興をいかに効果的に連ね、生理的に塊のあるものにするかという実践の数々。やっぱ、ポップ側を向いたバカヤローや、実験的なキブンはありますよね。堪能した。


14日(水)

ダン・ヒックス&ホット・リックス

 10時、11時からの取材のために家を出るとき、ほんの少しだけ雪がちらついている。空もどんより暗めで、ああ雪が降るときの空の色ってこんな感じなのだナと再確認し、なんとなく感慨に耽る。ずっと、スキー/ボードやってねえなあ、とも。今、やるとしたら、体の筋力を増強させることから始めないとちと怖いが。

 夜、渋谷・クラブクアトロ。入りが悪いと聞いていたが、それなりに入っていたよなあ。ヴァイオリンというかフィドル奏者が二人、アップライト・ベースなど、ドラムレス編成にてのライヴ。だが、ゆったりふくよかとしたなかに絶妙な揺れと芯がきっちりあるのはなかなかに驚異的。昨年ものすごーく久しぶりに出たアルバムと今回のメンバーは一人しか重なっていないということだが。スライ&ザ・ファミリー・ストーンの『スモール・トーク』で重要な役目を担っているフィドル奏者シド・ペイジはそれ以前ずっとホット・リックスのメンバーだったわけだが、それもなるほどだよなあ……。演奏に触れながら、ぼくは四半世紀以上も前のことを思い出した。

 また、様々なルーツ・ミュージックに対する知識や愛着に自分の個性を通し、粋でウィットに富んだ音楽を作り出すセンスに触れながら、ジョン・サイモンのことを思い出したりも。白人ならではの、豊かなアメリカン・ミュージック……。

 帰りにまた雪がちらついている。おれ、たまに降る雪は大好き。もっと降れ、もっと降れ。ちょっと変わったことが好きなうえに、クルマがスタッドレス・タイヤ履いたままなんだもん。今年はすでに2度ほど、それなりに雪が積もった日があったが、両晩とも都内ドライヴに出掛けた。


13日(火)

映画『ビートニク』。ナンバーガール、J・マスシス&ザ・フォグ

 3時すぎに、京橋の映画美学校試写室で映画『ビートニク』を見る。おれ、ビート詩人なんてどうでもいいと思っている人。誇張して書けば、それを有り難がる人がなんとなく生理的にいや。なんか恥ずかしい。ゆえに、ぼくは同ムーヴメントについてあまり知らない。じゃあ、なんで、それを扱うドキュメンタリー映画を見に行くの? やっぱ、どっかでそれを知りたいと思うところあるのかな?

 会場で同業の志田歩さんと会うが、彼は2度目とか。なるほど、これ一度見ただけじゃ収拾つかないワ。だって、壮大なカット・アップ映画というべきものだもの。

 監督はチャック・ワークマンという人。とにかく、集めた過去の関連映像が半端じゃない。拍手。そしてワークマンは解説をそれほど加えることなく、テンポよくそれらを細切れに並べていく。一部は、ジョニー・デップ=ケルアック、デニス・ホッパー=バロウズらが演じる“作り物”映像も入れられる。ある材料、作れる映像はおしなべて提示しましょう、あとは見るあなたがたが判断して、と言っているかのような成り立ち。それは間違っていない、と思う。

 そして、音楽の使い方も一部使われるニュー・エイジ・ミュージックみたいなのを除いては、なかなか良い。とくに、ジャズの使用には頷かされる。 ビートニクとジャズの関係という項目は、ちょっと探究してみたくなったか。映画で示唆されるが、チャールズ・ミンガスの『ミンガス・プレゼンス・ミンガス』をそういう視点で捕らえたことはなかったもんなあ。

 映画中に出てきた、ビートニクの後見人的出版元である、サンフランシスのシティ・ライツ書店(映画公開にあわせ、渋谷のタワー・ブックスに同コーナーができるという)には数年前に一度行ったことがある。同行者にたまたま連れられて行ったのだが。ぼくはその近所のイタリアン・レストランのランチで喰った生パスタの味のほうがずっと忘れられません。

 ちょっと斜に構えたとこもある、ええかっこしいの、精神的な暴れん坊。ビートニクって、そんな感じだろうか。バロウズはいい味出していた。俺は、バロウズのようなじじいになれるだろうか。

 夜は渋谷のオンエア・イースト。前座にまずナンバーガールが出る。

 おお、音でかい。バスドラの音びしばし、音圧はいつもの倍? だけど、向井の歌もいつも以上に聞こえるような。いつものベターとした音でない、ハイファイというか、ものすごい立体的な轟音音像で聞くナンバーガールと書き留めたくなる。確か彼らを見るのは4度目だと思うが、すごい新鮮。今までで一番興味深く、刺激的に見れたライヴかもしれない。やはり音楽は生き物、この晩のナンバーガールは大きく動いていた。なんでも、いつもと違う人がミキサーをやっていたのだとか。音質って大切ですね。約50分の演奏。

 その後、やたら顔のデカいJ・マスシスの、ベースとドラムスを従えたトリオ編成でのライヴが始まる。彼も同様になかなか音がでかい。ダイナーソーJr. 時代のライヴを見ても感じたが、本当にマスシスさんはギターが好きだねえ。これだけ単音主体のキター・ソロが聞けたコンサートっていつ以来だっけか(もしかすると、DMBQ?)。しかし、そうであってもそれほどヤな感じではなく、そんなに古臭くもならず、風通しの良さを保っているのはこの人の人徳というか、キャラのなせる業というか、才覚だろう。そのギター好きマスシス、中盤すぎにはファンカデリックの「マゴット・ブレイン」を取り上げ、ブルージィなギターを歌わせる。ベーシスト(歌うとマスシスよりもソウルフル)が、そのときエディ・ヘイゼル(ファンカのロック小僧ギタリスト。故人)とアピールしたのが嬉しかった。カヴァーはイギー・ポップ曲だけではありません。


12日(月)

レ・ティグラ。カサンドラ・ウィルソン

 まず、渋谷クアトロ。アドロックの彼女がいるという、NYベースのフェミニズムを前に出す女性3人組みだ。なんとなく外見、レズビアンっぽいぞと思わせるものあったりして……。後日取材したら、キャスリーン嬢かわいかった。

 あっけらかんとした質感を持つサンプリング・トラックに、一部ギター音やキーボード音を重ね、おきゃんな肉声を乗せていく。ぴょんぴょん、跳ねもする。根アカ。一部ちゃらいというか、子供っぽいところもあるが、総じてはキッチュで弾けたポップ・ミュージックへと像は結ぶ。3人はいろいろと立ち位置を替え、持ち楽器やリードヴォーカルを交換したりもする。

 それだけ見ているとただ楽しく行ければいいのよというグループのようだが、そうじゃないのが、彼女たちの面白いところ。2曲において、チボ・マットの本田ユカが歌詞の内容を伝えるテープが彼女たちに掛かってきた電話の声という設定で流されたりもした。そして、それがマイノリティ同志足を引っ張りあわずに団結して力を得ましょうという内容説明だったり、白人警官に何もしていないのに射殺された黒人青年の実話をもとにした歌であるという説明であったり。チャラいようでいろいろと伝えたいことがある、問題意識ありきのバンドであることも、彼女たちは一方で笑顔を失わずにきっちり伝えていた。その二律背反性というか、表裏が興味深いバンドですね。

 ステージの後ろにはいろいろとスライド画像(メンバーのセイデイが手掛けている)が現れる。けっこう、興味深くもいい感じ。実はすこっーんと抜けた素人感覚と繋がるダダっぽさはスリッツを思わせるところもあるのだが、実際スリッツのファーストのジャケット写真が映し出されたのには思わずにんまり。それと、アリサ・フランクリン、KRS-1、MCライトなど黒人アーティストの写真も歌詞と連動して沢山出てきた。

 そんな彼女たちはアドロックとクェイザーのドラマーだったエイマリー・スミスが組んでいるBS2000の前座だったのだが、肝心のメイン・アクトは残念ながら見れず。セカンド・セットのカサンドラ・ウィルソン公演に回ったもので。今晩は女性デイぢゃ。

 実は、今回のカサンドラはどうしようかと思った。面子の編成を見ても変わりばえしないし、新譜も『トラヴェリング・マイルス』(1999年初頭リリース)以降出ていないし。だが、熱心なカサンドラ・ファンとしてはやはり見なきゃと決心したアタシ。それに、新譜に対するヒントがそこにあるかもしれないし……。

 南青山・ブルーノート東京、満員。基本的には『トラヴェリング・マイルス』発表後に見てきた実演とそれほど変わりはなし。コンセプトも曲目も。ところが、なぜか途中から引き込まれていった。大袈裟に言えば、音楽に触発され、白昼夢を見ていった。いい音楽に刺激され、それを引き金に夢想というか、いろいろと懸案の事項に考えが向き、どんどんそれに対する答えが頭のなかで次々に弾き出されるということありませんか。この晩のカサンドラのショーは、まさしくそれ。なんだかなあと感じていたことの多大な解決を見たりもして、ぼくは非常に満足。とても貴重な時間を持ったのではないかという実感ありあり。

 そりゃ、日々のライヴでも、いろいろ考えは沸く。でもこれぐらい、モアモアと頭のなかで考えが回るのいうのも久しぶり。なんでかな。この日も酔っぱらっているが、そんなのライヴ見るときは毎度だから、ナ。少し、謎。うーむ。

 ただ、個人的には、前二回よりはなんか良く感じた部分はあったのだろうか。ギターのマーヴィン・スーウェルも久しぶりにブルージなソロをアンコールで取る機会を与えられていたし。ま、なんにせよ基本的には、先鋭派カサンドラとしては保守路線と言えるもの。クレイグ・ストリートと組みはみ出した路線で当たりをとったカサンドラだったが、彼と離れた今、もう一度ジャズの懐に入ったなかで、その特異性をアピールする方向に次作は出るのかも、と少し感じた。はたして、どうなる?


11日(日)

ザ・ウォールフラワーズ

 ジェイコブ・ディラン率いるザ・ウォールフラワーズの公演は渋谷公会堂にて。シブコウなんて、本当に久しぶり。かつて外タレ公演というと新宿厚生年金会館や中野サンプラザ、渋谷公会堂が御三家会場のようなものだったわけだが。なんか開演を待つあいだ、学生時代に見に行ったコンサートのことを思い出したりして。大昔は洋楽のコンサートの数自体も少なかったが、そんなに行けるわけもなく、本当に“イヴェント”でワクワクして行ったもんなあ。

 そして、そんな回顧モードからすんなり入れた、実にオールド・ウェイヴな実演。なんか渋谷公会堂でやる必然性も感じた? そんなパフォーマンスを見ながら思ったのはやっぱり、オヤジの影を大分ひきづっているナということ。それを知らないと、ジェイコブの低音のニュアンスに欠ける歌声はちょっときついところあるのではないか。バンドの音もザ・バンド的なものをもっと浅くし、力づくでのぺっとさせたような局面もあり。下手ではないだろうが、ドラマーは俺に言わせりゃでくのぼう。あいつを変えるだけでも、音の印象は変わると感じたが。

 ただ、そんなに親父のことを知らないような人が会場に多いように見受けられたが。熱心なボブ・ディラン・ファンはジェイコブのことをどう感じるのかなとも見ていて少し気になる(前に書いたことかあるように、ぼくはディラン・ファンではない)。やっぱ、優しい目で見ちゃうのかな。俺のジュリアン・レノンの見方がそうだったように。

 アンコールには、ザ・ビートルズ曲とザ・フー曲のカヴァーも披露。それを聞くと、オリジナル曲は地味なのが多いなあと痛感させられる。

 それにしても、なるほどジェイコブくんはなかなかのルックス。それだけでも、人気でるのはよく判りました。


10日(土)

ラムシュタイン

 新宿・リキッドルーム。それなりに、寒くない日。このまま春になれば幸せだなあ、なぞと会場で会った知人に言ったら、でも、本当にそれじゃあ寂しくないですかと返されたりして。そうか、な。少し前までの寒さは風情云々とかいうものを超えていたと思うが。どうして、世のなかマゾというか、苦労しないと日々の機微を実感できない人が多いんだろ。

 これは笑えた、もとい堪能できた実演。音楽的にはニュー・ウェイヴ調メタル・ユーロビートと言いたくなるもので興味を引かれるものではないのだが、目に訴えるほうの部分は拍手喝采。もう、脱帽。いや、確固とした求める世界があって、それをきっちりと総力戦で受け手側に提示していた。哲学があったと書きたくなる、一歩手前かもしれない。ルックス(けっこう、よろしいんではないでしょうか)や白/銀色基調のメンバーのコスチュームも見る者のイメージを喚起するとこあるし、シアトリカルとも言えそうな仕種も当然そう。そして、随所で効果的にぶちかまされる派手な発火物や爆破物も効く。会場にはケムリと火薬の匂いが充満。いやあ、すごいすごい。体張ってるゥ。とかなんとか、まこと見せてくれるのだ。いい意味でのロック的イロモノの見事な追求の成功例。そう、何も純粋な音楽性の追求だけが尊いことではないのだ。バカバカしさの奥から込み上がる、ロック的美学を彼らはちゃんと具現していたと思う。

 そして、そんな総合的に訴える彼らのパフォーマンス(演奏力の高さはかなりのもの)は十分にアリーナ・クラスの大会場にも対応できるものであると思った。これから、もっとビッグになるはず。数年後、あんときリッキッドでやってたんだよねえ、なんて話するようになるかもしれんナと実感。

 それにしても、激込みではないのに、通路に人が立ちすぎ。それで、それなりに楽に見れるはずの下のフロアに降りれない。立っている奴らに後ろから蹴りいれてやりたくなった。通路に立つんじゃねーよ。ボケ
 あと、クロスビート誌の人妻編集者・美馬の露出度高めなフィーヴァーした恰好には少しおののく。すげえ気合入れて見に来たんですうっていうのは伝わったけどよォ。


9日(金)

映画『小説家を見つけたら』。ブエナ・ビスタ・ソーシャル・クラブ


 昼、原稿を書かなくてはならず、とっても久しぶりに試写会に行く。明石町のソニー・ピクチャーズ試写室で、ショーン・コネリー主演の映画『小説家を見つけたら』。NYを舞台に、老小説家と頭脳明晰&スポーツ能力抜群の黒人高校生の交流を描いた作品だ。お膳立てやプロットの部分で、『フィールド・オブ・ドリームス』やアル・パチーノ主演の『セント・オブ・ウーマン(夢の香り)』に重なる部分あり。音楽責任者は、ハル・ウィルナー。20年近く前から一目置いて於いたが初めてイモかもと感じる。

 夜は有楽町の東京国際フォーラム・ホールAで、ブエナ・ビスタ・ソーシャル・クラブの公演を見る。一行は日本公演の他に、韓国、シンガーポール、香港、オーストラリアも回るらしい。

 呆れるぐらいに満員(しかも、ここで3日間だぜ)。バーでは、ハバナ・クラブをちゃんとサーヴ。また、ハーゲンダッツが入場者にサンプルを配っていたりも。いただいて開演前に食べたのは良かったが、後で口のなかに甘味が強烈に残り、水を飲みたくてしょうがなくなって、食べたことをひどく後悔。けっこう、そういう人いたんではないかな? 家ではでかいカップを一人で食べちゃうほどのハーゲンダッツ好きなのだが、次にそういう機会があってももらうまい。

 ショウは3ブロックに別れ、それぞれ順にルベーン・ゴンザレス(ピアノ)、オマーラ・ポルトゥオンド(ヴォーカル)、イブライム・フェレール(ピアノ)、映画でもお馴染みの面々をフィーチャーする。基本のバンドは10人半ば、ホーン隊のアンサンブルなどは見事であったが(それほど歳を喰っていないように見えたテナー・サックス奏者のソロにはビックリ。もろにジャズ・マナーのそれであり、目茶うまかった)、リズム隊はなぜか物足りなくぼくの耳には聞こえる局面も。

 まず、ルベーンの巻。うわあ、歩くのがおぼつかない。よく、長時間飛行機に乗ってきたなあと、観客全員が感じたのではないか。それがピアノに座ると、それなりに流麗に演奏する。曲調が非常にヴァラエティに富んでいるのが印象に残る。日々の生活に育まれたイナセさと浮世離れした優美さの、不思議な合致。ぼくはエロール・ガーナーのそれを思い出した。年齢は1919年生まれのルベーンのほうが2歳年長であるが。

 続いて、オマーラ(1930年生まれ)。スケールがでかいというか、大仰な歌い方の中からいろんなものを出す人。サーヴィス満点の動きをかましてくれる。

 そして、イブラヒム(1927年生まれ)。こりゃ、出てきたときの雰囲気から、ポっとなった。なんか粋、見事に伊達男してる。で、分厚い演奏に乗って、思うまま自分の歌を送り出す。全然芸術性なんか感じさせないのに、見事に味と深みとのあるそれ。ある意味ポビュラー・ヴォーカルの理想にあるのではないか、と思えたりも。しかし、よく出ている声を聞いて、本当にライ・クーダーに呼ばれるまで歌をやめていた人なのかと、改めて驚く。やっぱ、音楽的にはお邪魔ムシだろうと、映画中の親馬鹿ぶりがイヤだろうと、ライ・クーダーにはいくら感謝しても足りないのかもと笑顔の出演者たちを見ながら感じた。

 アンコールを入れると、2時間半はやっていたんではなかったか。変化たっぷり、滋味いろいろ。いや、コスト・パフォーマンスの高いコンサートだったのは間違いない。前に立つ3人に手渡される花や贈り物の多いこと、彼らも嬉しそうでなによりです。

 ところで、後ろにいたOLらしき二人組には???。いちいち浮いた奇声あげまくり。うるさくてしょうがない。ひどく閉口。なんか、これはどうしようもなくハイ・センスなコンサートで、出演者の一挙一動に傍目には思慮に欠けた反応を伸び伸びと出すことがどうしようもなくヒップなことなのダと思い込んでいるフシ大あり。そんな勘違いな人に接し、あらためてブエナ・ビスタって流行なんだナと実感させられました。


7日(水)

ブラック・アイド・ピーズ

 生演奏バンドでぶちかますことが売りのヒップホップ・グループ。これはとっても期待していた。いや、2年半前にNYで見たとき、ものすごく良かったんで、また素晴らしいはずじゃ、高揚させてもらうゼと意気込んで行った。……のだが、あんときの感激は残念ながらなかったな。やっぱり初物ゆえに過剰に感じ入ることとかあったり、シチュエイションの問題とかも左右するのかな。

 前に見たときは、まずバンドの巧さにおおっとなり、それと肉声の噛み合いから来るダイナミズムにヤラれた。でも、今回はバンド音が少ししょぼくなったような気がした。それとともに、ラップもあのときより軽く感じちゃった。残念ながら。でも、メンバーは本当に人が良さそう。日本に来れて嬉しい、という気持ちはそうとう表に出ていた。それで、終演後メンバーはCD購入者相手にサイン大会。ほんと、いい人たちそう。でも、それが仇になっているところもあるのではないか。

 会場は渋谷のオンエア・イースト。入りはあまり良くなかった。


5日(月)

ミカイラ。マット・ビアンコ

 まず、渋谷・W0MBで新人シンガーのミライラのコンヴェンション。けっこう、人集まっていた。デフ・ジャムが送り出す14才の女性シンガー。なんか、ジャイヴでブリトニー・スピアーズを売った人物(一緒に来日してて挨拶してました。こんな逸材を発掘して私は他に何をやることがあるのでしょう、みたいな痒いこと言ってたっけか)がデフ・ジャムに移って手掛けるシンガーとか。

 後方から見るぶんには結構大人っぽい。肌は白く、これが妙齢だったら、マライア的なノリで売り出すという感じになるのかな? 曲によってはちょっとラテンぽい味付けのときも。

 その後、ブルーノートでマット・ビアンコ。管楽器2本にバック・シンガーも二人いるなど、けっこう大所帯。思った以上に聞かせたか。ちゃんとした人を雇い、ちゃんと準備がなされたプロのパフォーマンス。

 その後、3軒流れ、そんな劇飲みしたつもりはないのだが、最後のほう、ぼくとしては珍しく覚えておらず。起きたらベッドに寝ていなくてビビりまくったので(よく風邪ひかなかったなあ)、まだまだこの頃若かったというのが後で判るように書き留めておこう。なのに、コンタクト・レンズ(1週間連続装用の使い捨てタイプ)はちょうど外す日だったのだが、きっちりと外しているのだから驚く。ともあれ、起きてのアタマはウニ。こういう日は原稿、書いてもしょうがねえや。時間のムダ。ええい、昼間から遊んぢゃえ。


3日(土)

スピーチ。“ステップス”、ケニー・ドープ

 まず、恵比寿のガーデン・ルームにてアレステッド・ディヴェロップメントのライヴ(6時~)。いつもコンサートやっているガーデン・ホールのほうはニコルのファミリー・セール。ついでに、シャツを買っちゃったりして。今回のライヴはFM番組主催のものだそうで、お客さんはその聴取者で抽選に当たった人とか。スピーチ、パパ・オジェ、イーシー、ラサ・ドン、再結成以降の4人のメンバーに、ギタリストとベーシストと女性のバッキング・シンガー(名前はニーシャという。実はフロントに立つイーシー嬢より可愛く、歌も巧かった。たはは)という面子にてのライヴをする。そんな簡素版というべき布陣の実演ゆえ、スピーチはキーボードを弾きながら歌い、ラサ・ドンは1曲フィーチャーされる1曲以外はドラムスを叩く(1曲ではスピーチがドラムスを叩いた)。おお。

 そんなわけで、キーボードとドラムスは巧くない。でも、それでいいんじゃあねえのと思わせるもん、あったのではないか。手作り感覚で、背伸びせず、普段着の実演を繰り広げる。キチキチ行かなくても、音楽なんて別にそれでいいじゃないかと思わせるものあったよな。実演は1時間はやったはずだ。

 その後、本当はシー・アンド・ケイク公演にも顔を出そうと思っていたんだけど、やたら混んでいるという話を聞いたり、その他の邪心もあり、そっちには出向かずいろいろと飲んで、1時ぐらいに六本木のKuaileいうクラブ(旧アール・ホール)で開かれている、ステップスという名の2ステップ関連のイヴェント。盛況。一つの風俗はあるよナとは思わされる。入ったときは日本人DJが回していて、次に来日DJが回し、MCが煽る。そして、その最後のほうに2ステップの歌姫を狙うロミーナ・ジョンソン嬢が確か3曲歌ったんだっけか。3時すぎに退出。

 それからまた飲み屋に行って軽くやったあと(そこで、袋入りの豆をもらう。ああ、節分だったのかと知った次第。最後に豆まきをやったのはいつだったか)、早朝5時ちょいに西麻布のYellow。うわ、もう朝だというのにやはり相当に混んでいる。じじくさい言いぐさだが、やっぱ若い人多いのお。まあ、年寄りうじゃうじゃいるよりは気分的に楽だが。回しているのはケニー・ドープ(マスターズ・アット・ワーク)。入ったときはドラムンベースぽいのかかっていたような気もするが、延々とかけまくりで、いろいろなんでもアリ。トーキング・ヘッズの「ワンス・イン・ア・ライフタイム」もかかっていた(そういえば、マーカス・ミラーも新作でトーキング・ヘッズの「バーニング・ダウン・ザ・ハウス」のカヴァーやってるナ)。ケニーさん、日本でとんでもないぐらいレコード買っていて、ホテルの部屋はレコードだらけなのだとか。で、7インチを漁りにわざわざ水戸まで出向いたりもするそう。ま、商売道具だからな。健全な企業努力と言えようか。

 7時を回った。ふう、さすがボロボロ。帰り際、ふとフジ・ロックの朝を思い出す。


by eisukesato | 2001-02-01 00:00 | Comments(0)