人気ブログランキング | 話題のタグを見る


佐藤英輔のライヴ三昧 Diary noteから引っ越し中


by eisukesato

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

検索

最新の記事

R.I.P.マイク・ウェスト..
at 2026-04-13 00:00
アフター・ビル・エヴァンス ..
at 2026-04-10 19:00
R.I.P.アフリカ・バンバ..
at 2026-04-10 00:00
映画『レッツ・ゲスト・ロスト..
at 2026-04-09 14:55
アレックス・コウ・トリオ、s..
at 2026-04-07 19:15

以前の記事

2026年 04月
2026年 03月
2026年 02月
2026年 01月
2025年 12月
2025年 11月
2025年 10月
2025年 09月
2025年 08月
2025年 07月
2025年 06月
2025年 05月
2025年 04月
2025年 03月
2025年 02月
2025年 01月
2024年 12月
2024年 11月
2024年 10月
2024年 09月
2024年 08月
2024年 07月
2024年 06月
2024年 05月
2024年 04月
2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 02月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
2004年 10月
2004年 09月
2004年 08月
2004年 07月
2004年 06月
2004年 05月
2004年 04月
2004年 03月
2004年 02月
2004年 01月
2003年 12月
2003年 11月
2003年 10月
2003年 09月
2003年 08月
2003年 07月
2003年 06月
2003年 05月
2003年 04月
2003年 03月
2003年 02月
2003年 01月
2002年 12月
2002年 11月
2002年 10月
2002年 09月
2002年 08月
2002年 07月
2002年 06月
2002年 05月
2002年 04月
2002年 03月
2002年 02月
2002年 01月
2001年 12月
2001年 11月
2001年 10月
2001年 09月
2001年 08月
2001年 07月
2001年 06月
2001年 05月
2001年 04月
2001年 03月
2001年 02月
2001年 01月

カテゴリ

全体
美術館
映画
音楽
サッカー
その他

舞台
未分類

ファン

タグ

ブログジャンル

音楽
映画

R.I.P.エンニオ・モリコーネ(1928年11月10日〜 2020年7月6日)

 映画少年じゃなかったので、彼の名前をちゃんと認知したのはだいぶ後になってからだが、マジ人並外れた作曲家であるのは間違いない。ブルガリやアルマーニやグッチやプラダといったファッション・ブランドやフェラーリやマセラッティやアルファロメオといった自動車メイカーのような誉を、音楽という分野においては一番与えてくれるイタリアの才人ではないだろうか。ちゃんとクラシック教育を受けた末に、メロディ性や詩情を持つ芳醇な音楽を作った御仁。おそらく、ぼくは彼が作った映画音楽の10分の1も知らないかもしれないが、深く頭を垂れるしかない。ローマ生まれで、ローマに死す。転倒による大腿骨の骨折が導く合併症で、91歳でお亡くなりになったという。

<今日の、追記>
 R.I.P.の原稿には、<今日の、〜>をつけないのねと知人から言われたので、今回からいつの回でも復活させることにする。まあ、考えるところがあって、そして、ライヴに行くようになったらちゃんと復活させようと思っていたのだが。モリコーネは熱い社会党支持者として知られるが、昨日の選挙の結果は分かっていてもあーあ。毎度のことながら、悲しくなる。って、こんなおり極右なのは置いておいても、私利私欲のみに走るだけで人として腹をくくることができない日本や東京の長は酷すぎる。
 ところで、モリコーネは2019年に日本の旭日小綬章を受賞をしているが、旭日双光賞(旭日小綬章より一つ下になるよう)を今年受賞したのは、南アフリカのジャズ・ピアニストのアブドゥーラ・イブラヒム(2011年8月7日)だ。実はそれもあり、イブラヒムには毎日新聞用にメール・インタヴューをした。新聞記事は答えの一部しか使えていないので、ここに全文を出しておく。(現在、イブラヒムが所属する英国ギアボックスの日本窓口を務めるロミさん、間に入ってくれてありがとう)

——旭日双光賞の受賞、おめでとうございます。長年のあなたのアフリカの大地に根ざした音楽活動が評価を受けたことを嬉しく思います。
「このような名誉ある賞を南アフリカの人間である私が授けられたこと、この場を借りて天皇陛下へ感謝の気持ちをお伝えしたいです。
 もう長い間日本のみなさん、そして日本の文化は私の音楽や表現を受け入れてくれました。そのおかげで日本と南アフリカの友好関係の強化に貢献することができました」
——ところで、あなたは親日家であり、日本の古武道の八神流躰術を熱心に学んでいることも知られます。そもそもいつ頃、どんな形で八神流躰術に出会ったのでしょうか?
「日本文化には無限でタイムレスな本質的知識が埋め込まれています。部外者である私はその輝かしい文化を最小限に観察して、畏敬の念と誠実さをもって取り入れているだけです。私がまだケープ・タウンの若い学生の頃、読書をきっかけに日本と南アフリカの文化に存在する共通点というものを学び、興味をそそられました。そこから当時私と若い研究者仲間たちとを結ぶ唯一の共通項であった空手に情熱を注ぐようになり、どんどんと謎めく日本にのめりこんでいきました。その後私の研究はケープ・タウンの奴隷制度や、南アフリカに渡った最初の日本人であるアンソニー(・ファン・ヤパン)についてへと拡大しました。2018年の在ケープタウン領事館開設100周年記念行事の際に私は、アンソニーの眠る墓を日本領事館員に伝えたことを記憶しています。
 1960年代というのは、我々多くの人間にとって弾圧的な南アフリカから亡命する時期だったんです。私はヨーロッパやアメリカへ渡りました。コンサートで滞在していたコペンハーゲンで武道家のトネガワ先生と出会い、私を弟子にすることを認めてくださいました。先生との関係はもう50年を超え、先生の教えである武術八神流躰術を今でも私は日々行なっています」
——あなたは日本の染物などにも詳しく、とても日本の文化を愛してくださっています。そうしたことは、あなたの生き方や音楽に影響しているのでしょうか?
「私が日本文化に最も共鳴する点はマナーを重んじていること。人間や自然に感謝と敬意を表すところです。伝統芸能の一つである能が、日本人の創造力を象徴する典型的な例です。その根底にある原理は、ジャズの芸術形式にも当てはまります。とりわけ能管の高周波のサウンドは、心音のように暗示する調性の中心音や律動的な鼓動に左右されずに、即時に物語を紐解くことに貢献します。それは二度と同じものを再現することができない即興音楽ジャズでも同じことです。抱くだけ無駄な願望、武道の持つ基本原理ですね。
 コスモロジー、原始地球、動物、そして銀河系やテクノロジーに対するヴィジョンは、日本とアフリカが共有しています」
——現在もケープ・タウン郊外の広大な土地に自然と共存する形で生活しているのですか。いま、Covid-19が世界的に感染していますが、ケープタウンの街の様子はどんな感じでしょうか?
「私の居住地は南アフリカとドイツ・アルプスにあります。普段はそこから世界中へコンサートに出向くのですが、今は公演が全て延期になってしまったので、山々や自然に囲まれたドイツの自宅でロックダウンを過ごしています。近々レコード会社Gearbox Recordsとともにオンラインでピアノのマスタークラス・シリーズを実施する予定です」
——あなたが取り組んでいる“Green Kalahari Project”のことを簡単に教えてください。
「アブドゥーラ・イブラヒム財団を通して、ジャズ・ミュージックというジャンルにおける私の貢献を保存したいと考えました。それを目的に、私は南アフリカのカラハリ砂漠に800ヘクタールの農場を手に入れ、施設を建設することにしました。美学、自然保護に対する総体的なアプローチを学ぶことが重要だと感じたからです。日本の象徴的な概念である「里山」と同じことです。様々な分野で共感して貢献してくれる方々を求めて、現在このプロジェクトの実現に向けて寄付金を募っています。世の中の若い世代の子達が、将来平和と期待に満ちた世界で生活できることを目指して。日本の若者や名人らが衛星中継、または実際に参加できる交流プログラムも思い描いています」
——アルバム『The Balance』は管楽器奏者たちも擁しての、滋味に満ちた仕上がりです。どんなアルバムにしたかったのでしょう? ロンドン録音ですよね。
「新しいものもあれば、再現したものもある、多数の作品から成る小宇宙です。今なおも探究し続けている、人生や人間関係において必要なバランスを確立することについての経験や物語の楽曲たちです。偉大なるマエストロ、デューク・エリントンの言葉を借りるのであれば、”音楽において最も重要なのは耳を傾けること”」。
——『The Balance』(Gearbox,2019年)はあなたの顔のアップをジャケット・カヴァーに用いています。そうした理由は?
「私がレーベルに提案したんです。このアルバムのジャケットにふさわしいのは、年老いた者の写真ではないかと」
——1960年代前半にヨーロッパに渡りデューク・エリントンと出会ったことをはじめ、あなたは1990年代に南アに戻るまで、様々な経験を重ねてきました、「Mannenberg」のように、南アの人々の拠り所となるような曲も書いています。そうしたキャリの中で、あなたの音楽観は変わってきていることもあれば、まったく変わっていないこともあると思います。それぞれを教えてください。今も好奇心旺盛に、様々なことをしているあなたには感服せざるをえません。そのモチヴェイションとなっているものはなんでしょう?
「音楽創作、芸術的試み、そして武道は全て同じ原理を持ち合わせています。生涯にわたる自己発見への探究、見返りを求めないで誰かとものを分け合うと言った精神です。何かを悟るたびにそれがモチベーションとなり、新たな扉を開ける鍵となります。私の今後の予定は、M7(ケープ・タウンのミュージシャンのために創設した音楽学校)やグリーン・カラハリ・プロジェクトを推進すること、そして新しい音楽を発表することで、悟りを得ることです」

▶︎過去の、アブドゥーラ・イブラヒム
https://43142.diarynote.jp/201108101635051749/


by eisukesato | 2020-07-06 11:39 | 音楽