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佐藤英輔のライヴ三昧 Diary noteから引っ越し中


by eisukesato

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JAZZ in Hokutopia  2023年 6月17日(土)

 王子・北とぴあ つつじホールで、ジャズ・コンボが3つ出演する公演を見る。午後3時からで、満場。3つの精鋭グループを見ることができ、4000円。北区民だったらもっと安価で、これはお得だよな。場内に入ると、ステージ上にはピアノとダブル・ベースとジャズ仕様のドラム。それが光度の高い照明に照らし出されていて、いい佇まいあり。それは、ホール公演もいいものだと思わせる。

 先発は、ポーランドから来日中であるマテウシュ・ガヴェンダ・トリオ。ピアノと作曲のマテウシュ・ガヴェンダ、ダブル・ベースのアラン・ヴィクピシュ、ドラムのグジェゴシュ・パウカという顔ぶれで、リズム・セクションは長身だ。ジャズであることをまっとうしつつ新世代であるほとばしりを魅力的に出せる存在であるとアルバム群を聞いて思っていたが、このギグではまたそれとは少し異なる感興を得たか。

 まず、出だしはしっとりしているんだけど、かなりフリー・ジャズ気味。そこで、すぐにガヴェンダの指さばきにある粒だちのよい輝きに頷く。アルバムだともう少しひきづるような情感を持つのだが、この日はブライトに弾ける感じが聞き手に向けられる。そして、演奏はちゃんと曲をやってますというものに流れるわけだが、噛み合わせの妙でなんかテーマ部がより凝っているように聞こえ、おおいに構築美あり。プログ(レッシヴ)・ジャズと言いたくなる感じも与えつつ、3人は突き進む。変拍子もすんなり。

 みんなきっちり音楽教育を受け、腕に覚えあるんだろうというのはありあり。やはり、ポーランドのジャズ水準は高いと思わされる。ベーシストも素晴らしく、重さと軽やかさを併せ持ちながら、マッチド・グリップで叩いていたドラマーとともに屋台骨を担う。そのベーシストはソロ部も自在、ハーモニックス音みたいのをゴンゴン出す場合もあった。そして、その総体はまずは曲ありき、そこからそれぞれの高い技量や広い知識、そして美意識が出されると説明できる。なぜか衒学と言いたくなる感想も得た〜それは物知りの裏返しでもある?〜が、やはり注目すべき今のジャズ・ピアノ・トリオであるのは間違いない。

 次は、テナー・サックス奏者の馬場智章のリーダー・ブループである Gathering 。馬場智章(2018年9月28日、2018年12月5日、2021年9月23日、2022年1月6日、2022年5月15日、2022年11月16日、2022年12月8日、2023年5月14日)に加え、テナーとソプラノ・サックスの西口明宏(2016年7月21日、2019年1月21日、2021年7月3日、2021年9月19日、2021年9月23日、2022年1月5日、2022年5月16日、2022年9月8日、2023年5月14日)、ダブル・ベースのマーティ・ホロベック(2019年3月16日、2021年4月11日、2021年7月3日、2021年11月5日、2022年3月2日、2022年5月15日、2022年9月8日、2022年9月26日、2023年5月9日、2023年5月14日)、ドラムの小田桐和寛という顔ぶれ。つまり、ピアノレスの2管のカルテットだ。通常は伊藤勇司(2018年9月28日)がベースを弾いていて、ホロベックは代役だそう。贅沢だな。

 ともにバークリー音大を出ている馬場と西口はほぼ似たような背格好なんだな。5分の2(だったか?)において西口はソプラノを吹き、グループ表現の聞き味を広げる。でも、せっかくピアノレスという辛口な設定を取っているのだから、テナー・サックス2本という体制でぜんぶ言ってよォと、ぼくは思った。やっぱし、それぞれ音色も違うし、その方が難しさは生まれても酔狂さが出ていい。管楽器で同じ楽器2つがフロントに出るというのは、通常のジャズのコンボではまずない。企画ものでトロンボーンを複数フロントに添えるということはあっても。

 いろいろ、個を出すジャズをやりたいという気持ちは出ていた。最後の曲はドラムの小田桐作というブルース曲で、女性ピアニストが入った。名前を聞き取れなかったが、日本人名ではなかったか。ときどきテンポを変えて披露されたが、もっと執拗にテンポを変えまくったほうがよかったのではないか。それから、馬場は複数回そでに下がったりとかステージ上を動きすぎ。リーダーでもあるんだし、もっとステージ上にどっしりいてほしい。MCは元気があっていいんだけどね。

過去の、馬場智章
https://43142.diarynote.jp/201809290719113115/
https://43142.diarynote.jp/201812081039071230/
https://43142.diarynote.jp/202109241712255724/

https://43142.diarynote.jp/202201071732032283/

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https://eisukesato.exblog.jp/33260021/

過去の、西口明宏
https://43142.diarynote.jp/201607221000152412/
https://43142.diarynote.jp/201901231045028294/
https://43142.diarynote.jp/202107041453546495/
https://43142.diarynote.jp/202109200901226322/
https://43142.diarynote.jp/202109241712255724/

https://43142.diarynote.jp/202201071732032283/

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過去の、マーティ・ホロベック

https://43142.diarynote.jp/201903171331065828/

https://43142.diarynote.jp/202104121207459452/

https://43142.diarynote.jp/202107041453546495/

https://43142.diarynote.jp/202111061132061463/

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過去の、伊藤勇司

https://43142.diarynote.jp/201809290719113115/


 最後の出演者は、東京に住むとすぐに売れっ子になってしまった米国人ピアニストのデイヴィッド・ブライアント(2015年1月9日、2021年9月23日、2023年5月14日)の新グループであるフォー リアル。なんでも、初ライヴ披露だそうだ。

 こちらもカルテット編成だが、より変則の編成を取る。ピアノのブライアントに加え、ダブル・ベースかチューバを曲により演奏するパット・グリン(2020年8月16日)、チェロだけを演奏するの須川崇志(2010年3月14日、2011年7月25日、2016年6月27日、2017年6月21日、2018年1月19日、2018年4月7日、2019年3月29日、2019年12月14日、2019年12月20日、2020年10月29日、2021年4月6日、2021年4月19日、2021年7月30日、2021年9月19日、2021年9月23日、2022年4月18日、2022年10月20日、2022年12月4日、2023年1月15日、2022年12月10日、2023年3月3日、2023年3月21日)、ドラムの中村海斗という陣容だ。

 ははは。なんでこうなったのという編成だよなあ。実際、なかなか説明に困る、我が道を行きたいという演奏が繰り出されたのは確か。ブライアントは在NY時代にアヴァン系大家リード奏者であるヘンリー・スレッギルの『Double Up, Plays Double Up Plus』(PI、2018年)に録音参加しているが、その経験は活かされているかもしれない。同作はチューバ奏者とチェロ奏者が参加(ダブル・ベース奏者はなし)するアルバムであったから。

 もう経験値と身体力が違うというピアノ演奏を根に置く、一筋縄行かない演奏が送り出される。もうちょっと素直にグルーヴィーな曲やってとも思わなくはなかったんだけど、創意を込めんとしている様には脱帽するしかない。

過去の、デイヴィッド・ブライアント

https://eisukesato.exblog.jp/33272416/

https://43142.diarynote.jp/?day=20210923

https://eisukesato.exblog.jp/33260021/

過去の、パット・グリン

https://43142.diarynote.jp/202008171907569224/

過去の、須川崇志
http://43142.diarynote.jp/201003191715113498/
http://43142.diarynote.jp/201107310727152406/
http://43142.diarynote.jp/?day=20160627
http://43142.diarynote.jp/201706220952582448/
http://43142.diarynote.jp/201801200930278094/
https://43142.diarynote.jp/201804081516393408/
https://43142.diarynote.jp/201903301004154036/
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 パフォーマンスは三者三様。それらに触れてまず感じたのは、ジャズという行き方の普遍性だ。ポーランド人も、日本人も(実は皆、米国在住経験を持つか)、日本に住む米国人や豪州人も、<ジャズなる核>を持ち合うことで、一つの場で違和感なく自分の流儀を開けてまうのだから。

 また2番目と3番目のアクトを見ると、やっぱり編成の妙というのは大きな美点になり得るという事実だ。今さら定型の編成でやっても黄金期の巨人を超えるモノを作り出すのは無理。しかし、物差しにハマらない編成を取ることで新たな聞き味や現代性は獲得することができる。って、これギターレスのモーフィンやヒップホップ要素を取り込みつつわざわざダブル・ベース奏者をメンバーに入れたG・ラヴ&スペシャル・ソース(2000年1月25日、2004年11月17日、2005年5月25日、2005年6月2日、2006年10月23日、2008年10月9日、2011年11月4日、2014年10月13日)やベースレスでことに当たったジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン(2000年8月5日、2004年7月14日、2004年12月13日)が出てきたロックを語る際に、ぼくが使った論調になってしまうけど。とにかく趣向を凝らし変であることを求める担い手をぼくは好む。みんな変テコで行こうよ、普通に行ったってつまんねーじゃん。天才以外は。

過去の、モーフィンのビル・コンウェイの訃報

https://43142.diarynote.jp/202112231118006238/

過去の、G・ラヴ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-1.htm
http://43142.diarynote.jp/200411191620390000/
http://43142.diarynote.jp/?day=20050525
http://43142.diarynote.jp/200506021851060000/
http://43142.diarynote.jp/200610251744090000/
http://43142.diarynote.jp/200810111558573845/
http://43142.diarynote.jp/?day=20111104
http://43142.diarynote.jp/201410210816075554/

▶︎ブルース・エクスプロージョン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-8.htm
サマーソニック初日
https://43142.diarynote.jp/200407151608250000/
https://43142.diarynote.jp/200412212100580000/


<今日の、いい気分>
 各バンドの持ち時間は50分。そして、30分の休憩が、それぞれの間に入る。会場は出入り自由であるので、2度の休憩時は王子を散策。さすが飛鳥山公園まで行くのは時間がかかり過ぎるなと思い、駅手前反対側の方に行ったら、峡谷と小川が一緒になったようなところに出て、おおっ。いやあ、こんなところにこんな場があるとは。オレ、引きがいいナ。音無川公園というようだが、これはなかなかへえ〜と思わせる。ほんと、知らないところだらけと思いつつ、なんか幸せな気分にもなる。天候もいいし、幸せな土曜の午後だと実感。しかし、駅周辺安い飲み屋が多そう。2度目の休憩の際は、20分一本勝負で飲み屋に入った。


by eisukesato | 2023-06-17 17:17 | 音楽