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佐藤英輔のライヴ三昧 Diary noteから引っ越し中


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R.I.P.トム・ヴァーレイン(1949 年 12 月 13 日〜2023 年 1 月 28 日)。民謡クルセイダーズ  1月29日(日)

 NYニュー・ウェイヴの重要人物である、ギタリスト/シンガー/ソングライターであるトム・ヴァーレインの死が報じられている。ユダヤ系家庭のもとニュージャージー州デンビルに生まれ、長年住んだニューヨークで短い病気により死去。病名は明らかにされていない。長身で痩身、彼はある意味ロッカー的な風貌に恵まれたとも言えようか。

 本名、トーマス・ミラー。地味な本名を嫌ってつけた芸名はフランスの詩人であったポール・ヴェルレーヌから取っている。ジャズ好きでもあり中学生のときピアノからサックスに転向したのはスタン・ゲッツに惹かれたからだと言われる。高校はデラウェア州の寄宿舎制の学校に通い、そこで出会ったリチャード・ヘル(ベース、ヴォーカル)とはその後一緒にNYに出て、活動をともにする。

 3歳年長のパティ・スミス(2001年7月28日、2003年7月16日、2009年7月24日、2016年6月7日)とも早くして出会い、一時は付き合っていたとも言われる。1973年に一緒に詩集を出したりし、先にメジャー・デビューの機会を得たスミスの1975年ソロ1作目や1978年パティ・スミス・グループの1作目などにも彼は関与した。当人も、ヘルやリチャード・ロイドらを擁するテレヴィジョンでエレクトラからデビューし、高評価を獲得。ヴェーレインは一躍脚光を浴び、1979年以降はソロとして活動。ひしゃげた感覚や陰影を持つギターや歌はスタイリッシュだった。
 
 なお、パティ・スミス作には1990年代中期以降作などでも関わってもいる。今回の彼の死はパティ・スミスの娘がSNSで流したことで公になった。その事実に一抹の安堵と悲しさの両方を、ぼくは覚える。

 蛇足だが、ヴァーレインは1984年『カヴァー』でギタリストのジミー・リップを起用。両者はその後も付き合いを持ち、リップは1990年代にパティ・スミス作に参加したり、2000年代テレヴィジョンにも参画している。そんなリップの初来日は、白人ながら1981年か82年の師走にあった片肺編成によるP-ファンク(2002年7月28日、2009年9月5日、2011年1月22日、2013年4月12日、2015年4月12日、2016年11月29日、2019年4月30日)野外公演への同行だった。その関係でリップはバーニー・ウォレル(2007年8月7日、2011年8月12日、2012年7月27日、2013年1月30日、2014年10月28日)の『ファンク・オブ・エイジズ』(グラマヴィジョン、1991年)などにも入っている。そんな人選にも現れているように、ヴァーレインは何気にグルーヴにも目配せを持つ人物であったと思う。彼はマイルズ・デイヴィスの『アガルタ/パンゲア』(コロンビア、1975年)が大好きだったとも伝えられる。

 ヴァーレインはボブ・ディランを題材に置く米国映画『アイム・ノット・ヒア』(2007年)のサウンドトラック用に組まれたバンドであるミリオン・ダラー・バッシャーズにも参加。ソニック・ユース( 2001年2月20日、2007年4月20日)のスティーヴ・シェリーやリー・ラナウド、ジョン・メデスキ(1999年8月5日、2000年8月13日、2001年2月5日、2002年9月7日、2012年3月2日)、ネルス・クライン(2010年1月9日、2010年4月23日、2013年4月13日、2014年8月14日、2015年6月2日、2017年5月13日)らがそのプロジェクトには加わっていた。ヴァーレインはディラン好きでもあり、その仕事はうれしかったろうな。

過去のパティ・スミス
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-7.htm
 フジ・ロック 28
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-7.htm
 フジ・ロック 26
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-7.htm
http://43142.diarynote.jp/?day=20090724
 フジ・ロック

https://43142.diarynote.jp/201606121225268359/

過去の、ジョージ・クリントン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-7.htm
 触れていないが、フジ・ロック
http://43142.diarynote.jp/?day=20090905
http://43142.diarynote.jp/201102081256005311/
http://43142.diarynote.jp/201304150853287353/
http://43142.diarynote.jp/201504131109395934/
https://43142.diarynote.jp/201612011925201175/
https://43142.diarynote.jp/201905010724461038/

過去の、ソニック・ユース
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2001-2.htm
http://43142.diarynote.jp/200704251225580000/

過去の、バーニー・ウォレル
http://43142.diarynote.jp/200708051740450000/
http://43142.diarynote.jp/201206011834355756/
http://43142.diarynote.jp/201208091303253665/
http://43142.diarynote.jp/201301311053069360/
http://43142.diarynote.jp/?day=20141028

▶︎過去の、ジョン・メデスキ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/augustlive.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-8.htm
 8月13日
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-9.htm
 9月7日
http://43142.diarynote.jp/201203062004221304/

過去の、ネルス・クライン
http://43142.diarynote.jp/?day=20100109
 田村/藤井郷子ファースト・ミーティング
http://43142.diarynote.jp/201004250658039897/
 ウィルコ
http://43142.diarynote.jp/201304150854159566/
 ウィルコ
http://43142.diarynote.jp/201408161131356136/
 チボ・マット
http://43142.diarynote.jp/201506070750376864/
 ネルス・クライン・シンガーズ
https://43142.diarynote.jp/201705140938439184/
スコット・アメンドラ


 南青山・ブルーノート東京で、民謡クルセイダーズ(2017年9月15日、2017年10月21日、2018年1月21日、2020年11月7日)を見る。セカンド・ショウ。ブルーノートには昨年に続いて出るようだが、そこのホーム・ページの案内を見て、彼らはけっこうゲストを迎えた形でライヴをしているのをぼくは初めて知った。それによれば、フレディ塚本(ヴォーカル)、田中克海(ギター)、moe(キーボード)、イデソノオ(ティンバレス)、小林ムツミ(ボンゴ)、Irochi(コンガ)、大沢広一郎(アルト/ソプラノ・サックス)というのがメンバー。そして、サポートとして、竹ノ子みどり(ヴォーカル、お囃子)、ちゃんゆか(お囃子)、藤野“デジ”俊雄(エレクトリック・ベース。2曲ではダブル・ベースを弾く)、野口勇介(トランペット)、そしてトロンボーンの湯浅佳代子(2014年6月13日、2016年9月7日、2017年2月12日、2019年8月5日)が名前を連ねている。わ、リード・ヴォーカルも取る着物姿の竹ノ子みどりもゲスト扱いであるのか。小林ムツミは、近藤哲平(2016年2月28日、2017年9月24日、2017年12月17日、2019年3月14日、2019年9月7日)のオフ・トロピークのメンバーでもあるようだ。

 インティメイトな場内環境のなか、日々のライヴで改新されているだろう彼らの表現に触れて、よくできているなあと再確認。いろんな要素が趣味よく重ねられ、かつしっかりと整理され、十全に受け手を盛りあげるのに尺は冗長にならないあたり。彼らは今新作のレコーディング中だそうだが、新曲は旧来曲と比すと煮詰め具合がも一つと思えたか。また、シンガー陣の振り付けやお囃子などの合いの手の肉声や手拍子も、また魅力的。そりゃ、海外の好奇心旺盛な聞き手はそれだけでやられちゃうんだろなー。そして、いろんな音楽要素の効果的な噛み合わせは、DJ的な現代的機知が効いているとしっかり思う。ときに見せるクォテイション手腕もドキドキさせるしなあ。やはり、彼らは今のバンドだ。

 「おてもやん」はスライ&ザ・ファミリー・ストーン(2008年8月31日、2008年9月2日、2010年1月20日)を想起させるリズム・ボックス音で始まり、そこにラガ味も加えられお茶目な熊本民謡がもう一つの環境にグルーヴィに持ち上げられる。その鮮やかなミクスチャーの様に、民謡クルセイダーズは男女混合でことにあたっていることもあり、なんか彼らがスライ&ザ・ファミリー・ストーンみたいに思えてきちゃう。スライたちは面々の内にあるファンクをロックほか様々な音楽要素を交錯させることで、起爆力抜群にして魅力的な我々の混合音楽として送り出した。民謡クルセイダーズの場合は、日本人の心のどこかにある民謡曲/民謡テイストをいろんなジェネレイション/レベル・ミュージックとともに持ち上げる……。なんか、濁った音質の選択がいい感じの田中克海の様がスライ・ストーンに思えてきた(あら、少し盛りすぎ)。とか、この日のライヴ評は日経新聞2月9日夕刊に出すので、それと重ならないことを書いておく。

 「会津磐梯山」の演奏部には例によってエリントンの「キャヴァン」が引用され、管楽器ソロもジャズ流儀のもと広げられる。万が一、ネタに困った際には、ジャズのスタンダードを民謡クルセイダーズのりでエキゾに改変してほしい、とも思った。それをすると、彼らの流儀はより分かりやすく出されるかもしれない。

<今日の、訃報の追記>
 渋めの落ち着いた歌声を持ち、日本でも人気を博したジャズ歌手のキャロル・スローンがマサチューセッツ州の老人介護施設でお亡くなりになっている。1937年3月5日 〜2023年1月23日。1960年代初頭にはランバート・ヘンドリックス&ロスにおけるアーニー・ロスの代役をときに務めたりもしたことがあるように、シャバダバ派でもあった。
▶︎過去の、アーニー・ロスの訃報


by eisukesato | 2023-01-29 00:00 | 映画