人気ブログランキング | 話題のタグを見る


佐藤英輔のライヴ三昧 Diary noteから引っ越し中


by eisukesato

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28

検索

最新の記事

ここのところの、訃報
at 2026-02-16 00:00
サマンサ・フィッシュ。ポーラ..
at 2026-02-12 18:00
アヴィシャイ・コーエン・クイ..
at 2026-02-10 00:00
JAL国際線機内エンタテイン..
at 2026-02-09 00:00
松井秀太郎カルテット  20..
at 2026-02-06 19:00

以前の記事

2026年 02月
2026年 01月
2025年 12月
2025年 11月
2025年 10月
2025年 09月
2025年 08月
2025年 07月
2025年 06月
2025年 05月
2025年 04月
2025年 03月
2025年 02月
2025年 01月
2024年 12月
2024年 11月
2024年 10月
2024年 09月
2024年 08月
2024年 07月
2024年 06月
2024年 05月
2024年 04月
2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 02月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
2004年 10月
2004年 09月
2004年 08月
2004年 07月
2004年 06月
2004年 05月
2004年 04月
2004年 03月
2004年 02月
2004年 01月
2003年 12月
2003年 11月
2003年 10月
2003年 09月
2003年 08月
2003年 07月
2003年 06月
2003年 05月
2003年 04月
2003年 03月
2003年 02月
2003年 01月
2002年 12月
2002年 11月
2002年 10月
2002年 09月
2002年 08月
2002年 07月
2002年 06月
2002年 05月
2002年 04月
2002年 03月
2002年 02月
2002年 01月
2001年 12月
2001年 11月
2001年 10月
2001年 09月
2001年 08月
2001年 07月
2001年 06月
2001年 05月
2001年 04月
2001年 03月
2001年 02月
2001年 01月

カテゴリ

全体
美術館
映画
音楽
サッカー
その他

舞台
未分類

ファン

タグ

ブログジャンル

音楽
映画

ロッド・スチュワート

 UK大ロック歌手のロッドさん(1945年生まれ)だが、ぼくは今回初めて彼を見る。でも、ガキの頃は贔屓にしていた人かな。NHKで彼が一番ハネてた頃に組んでいたフェイセズのライヴを放映してたりしてたし(その頃の同局は、彼らに加えエルトン・ジョンやピンク・フロイドらがお好きだったかな)、フェイセズはかろうじてリアル・タイムで聞いたしな。サッカーとお酒と美女がお好き、……スチュワートはぼくにとってはまさに英国らしさを感じさせる最たるスター・ロッカーでもあったのダ。そのフェイセズ末期の1973 〜74年ごろ、ポール・ロジャースがいたフリーを経て、同バンドのベーシストとなった(その前任者は故ロニー・レイン)日本人の山内テツは本当に雲の上の人のように思えた。

 サッカー選手をまじに目指したあと、R&B好きのスチュワートはジェフ・ベック(2009年2月6日)のグループ(第一期)のシンガーとなり名を売り、1960年代後半以降に大車輪。やはりベック・グループにいたロン・ウッド(現ザ・ローリング・ストーンズ、ね)とともにフェイセズを組むとともに、すでに人気者だった彼はソロ・アーティストとしても二足のわらじで活動した。ぼくはR&Rバンドのフェイセズは大好きだったが、まったり曲主体のソロのアルバムは苦手だった。彼はロンドン生まれだがスコティッシュ・ルーツを持つ人で、当時のアコースティック調ナンバーにはそれっぽいトラッド味がけっこう投影されていた……なんてことは、けっこうおやじになってから気付いたことだよなー。やっぱり、経験を重ね知識を蓄積しないと分からない事実はある。

 九段下・日本武道館。この手の熟達ロッカー公演の常で、客の年齢層高し。ステージがいつもより前にあるような、なんかアリーナ客席部が狭く感じる。シースルー気味の白いカーテンがステージの三方を囲み、ミュージシャンの出入りはステージ後方のカーテンの隙間からなされる。ステージの色やアンプやキーボードやマイクやスタンドなども白色でまとめられている。まあ、それは照明が当てられると、いろんな色に染まるが。そして、ステージ後方にはモニターが吊るされているのだが、そこに映されるステージ映像の画質の高さにはびっくり。TV用のカメラみたいなデカいので撮っていたしな。そこにはステージの面々を映すだけでなく、ときに遊びの映像も入る。ジ・アイズリー・ブラザーズ(2001年12月6日、2004年3月1日)がモータウン在籍時の1966年にヒットさせたホーランド/ドジャー/ホーランド曲「ディス・オールド・ハート・オブ・マイン」では全面的に往年のモータウンのアーティストが出された。
 
 バンドはギター2、キーボード、ベース、ドラム、打楽器という編成。それにプラスして、3人の黒人女性コーラス隊と、テナー・サックス奏者とフィドル/マンドリンを担当する二人の白人女性。総勢、バックは11人だ。演目はほぼ彼のキャリアを括るような代表曲をやっていたか。数年前にバカ売れした”スタンダード・ソング歌い”の側面を出す場面がなかったのは良かったが、フェイセズ時代の曲を全然やらなかったのはとても悲しかった。

 ショウは2部構成で1時間のものが休憩を挟んで2本。1部はアメリカのレトロなショービジネス系バンドのような正装をみんなする。4曲目ぐらいで、相変わらずサム・クックの影響下に自分があることを伝えた上で彼の曲「ハヴィング・ア・パーティ」を披露。スチュワートは2部でもクックの「トゥイスティン・ザ・ナイト・アウェイ」をやる。といっても共に、かつてカヴァー・ヒットさせているものだが。一部の途中では、現在21歳とかの娘(どの奥さんとの子供なのか)が出てきて、R&B調曲を2曲歌う。当人は嬉々として親馬鹿を表出。いや、それも嫌な感じではない。

 ところで、もう一つちゃんと書き留めておかなければならないのは、彼が中村俊輔(2002年7月21日)のいる(あ、水野晃樹もいる)スコットランド・プレミア・リーグのセルティックの大ファンであるのを無言でおおいに宣言していたこと。だって、バス・ドラムの外面やステージ(天井からライトででっかく映し出されていた)にはセルティックの紋章がきっぱりと出されていたんだもの。もしかして、ショウの始まる直前に流されたとっても古くさい曲はセルティックのチーム・ソング? あー、サッカー馬鹿。あれ、すごいワ。

 そして、チャック・ベリー曲「スウィート・リトル・ロックンローラー」(これが発表された1970年中期あたりから、ヌルすぎて積極的に彼を聞くのをやめたんだよな〜)で始まった2部はみんなカジュアルな格好で出てきてのパフォーマンス。で、なんと4曲目にやったスチュアートが書いた1978年ヒット曲「ユーアー・イン・マイ・ハート」のときはセルティックの試合の名場面やサポーターたちが映し出される。あー、オレはうきッ。そして、曲が終わると、「ナカムラ」とスチュアートは一言。そういえば、先に触れた山内テツへのぼくの思いは今のサッカー小僧が中村に覚える憧れと同等のものではないか。そして、何曲かあとにやった「ホット・レッグズ」(この曲はハネているので、昔から好き)ではサイン入りサッカー・ボールをぽんぽんと客席に蹴り出す。これ、昔からのスチュアート公演のならわし(だよな)。

 肝心のスチュワート(彼はそれぞれのセットの途中でもお召しかえをした)の歌唱や佇まいについてあんまし触れてないが、OK。多分に腹回りは太くなっているが、足は長いし、身のこなしはお茶目だし、ツンツンした髪型は変わらないし。ちゃんと華がある。くっきり見えるヴィジョンを見ると、彼は十分アンチ・エイジしているように思えた。歌は少し弱くはなっているかもとホンの少し感じるところもあったけど、それにも合格サインをぼくは出す。そして、なによりうわあと感じたのは彼の人の良さ、まっすぐさのようなもの。それは先に触れたサム・クック讃やセルティック讃にも表れているわけだが、なんか伝わってくるそのもやもやはかなりマル。先に見たスコティッシュ・バンドのトラヴィス(2009年2月27日)のそれとも真心具合は重なるものであったかな。ゆえに、その代表曲「トゥナイツ・ザ・ナイト」にせよ「セイリング」にせよぼくは大嫌いな曲だが、目の目でスチュアートが歌う分には許せると思った。

 構成もよく練られてもいたし、とてもお金のとれるショウ。毎度の言い方になるが、やはり年期を積んで、予算もとれる大御所のショウは良い。ところで、彼が埼玉スーパーアリーナでライヴをやる14日には埼玉スタジアムでの浦和レッズのホーム・ゲームに顔を出すという話があるが……。(←結局、表れなかったみたいね)

by eisukesato | 2009-03-11 21:06 | 音楽