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佐藤英輔のライヴ三昧 Diary noteから引っ越し中


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キース・ジャレット・トリオ

 ジャレット(ピアノ)に、ゲイリー・ピーコック(ベース)とジャック・ディジョネット(ドラム)という、もう25年続いているピアノ・トリオを見る。とくに、チャールス・ロイド(2005年5月11日)に一緒に雇われていたジャレットとディジョネットは40年来の付き合いとなるのだな(その後、二人は共にマイルス電気バンドに入る)。ジャレットは相変わらず、唸り声と腰をクネクネのアクションをやりたい放題。ピーコックはあんなにぺにゃぺにゃしたベース音を用いるんだけっか。と思ったが、帰宅後に」昔のものを聞いたらけっこうそうだった。デイジョネットはそんなに叩かないが、普段つかっているものだろう、ジャズ表現としては大きめのドラム・セットを使用していた。

 上野・東京文化会館。天気が良く、早めに家を出て上野公園をちょい探索する。上野動物園にも入りたくなったりして。和みに来ている人や時間潰しの人と近隣居住者(ホームレスともいう)が一緒にいる風景はシュール? というのはともかく、やはり歴史を持つ場所を歩くのはいろいろと想像力が刺激されて楽しい。とともに、上野公園の場合はほのかに懐かしい。小学校の6年間ずっと絵を習っていて、別に才があったわけではないが上野の美術館に絵が飾られたことがあって何度か来たことがあったのだ。なんか、甘酸っぱい。あのころは何にでもなれるような気がしていた。だからこそ、逆に絵描きになりたいと思ったりはしなかった。

 前回(2001年4月30日)のときと、基本の感想はかわらない。名人たちによる、あっさり一筆書き演奏を聞かせる。今回は聞きどころ多いフリー・フォーム演奏はなしで、より淡々とスタンダード曲をやる演奏ばかり。張り詰めた感じは皆無だった。まったくもってEDジャズ。いや、仙人ジャズだな。ジャレットたちの名前がなかったら、ぼくはそれらをどう聞くのか。すごい大人の含みと高尚さを持つトリオ演奏を聞かせる人達がいると感じ入るか。それとも、覇気がねえ、何もったいつけて大御所ぶってんのと思うのか。まあ、その技量は認めるだろうけど。

  今回楽しみにしていたのは、観客の誰かが咳をゲホゲホしちゃわないかなあ、ということ。ぼくは見にいってないが、彼らの2004年のツアーだったか、ジャレットは演奏中に咳をした観客に対して激怒、曲が終わるまでなぜ我慢できないのかと、それをなじる説教MCを始めたのだという。仰天。今回また、それを目の当たりにしたいなあと意地悪ゴコロに思ったわけ。自分はサカりのついた豚のような奇声を演奏しながらさんざん垂れ流しておいて、客の我慢のきかない自然現象をなじるというメンタリティがぼくにはまったく分からない。クラシックならいざしらず(今、雑音の問題で客同士のいざこざが絶えないらしいが)、ジャズはそれなりの雑音も認めてしかるべき音楽(それに負けない音楽でもありますね)と考えるし、だからこそ奏者が自然に発する声も味のあるものとして認められているはずであるのに。第一、今の緩〜いジャレット表現は雑音を排するような緊張感はないわけだし。客席、寝ている人もいたのだろうけど、静かでした。残念! 

 ところで、3人は揃ってお辞儀をするのだが、アレはなんなのだろう。3人並んで、両手をぶらりと下げて、深々とする。それ、毎度のこと。その生理的に世間を嘗めていると言えなくもない(ゆえに、ぼくは嫌いじゃないです)ユーモラスなお辞儀の仕方は誰が提案したのか。そして、お辞儀したあと、ジャレットとディジョネットは合掌して、感謝の念を表す。禅にかぶれて一時(1970年代初頭)京都に住んでいた事があるピーコックは絶対、それはしない。

 アンコールはステディなビートを用いるちょいゴスペル調の「ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド」と、瀟洒で美しい「ホエン・アイ・フォール・イン・ラヴ」。その2曲がぼくとしては一番良かった。にこっ。実は、この日はジャレットの62才の誕生日。スタンディング・オヴェイションはしても客からそれを祝う声は上がらないし、本人はいたって普通にこなす。

by eisukesato | 2007-05-08 21:24 | 音楽